(株)カプロラクタム-blog

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ライブドア・ショック

2006年01月19日 | 時事
「ライブドア・ショック」に揺れる日本
彼は今年の流行語もこれでいただきですかね。

自分はリスクを伴う金のやり取りが嫌いなので、株は現在、過去、未来に渡って縁のないようなものに思います。しかし、かと言って興味が全くないわけではなく、自分の好きなカレーハウスの銘柄はここ3年間ヤフーファイナンスで見ていましたし、最近の非常に好調な市場の様子もずっと気になっていて、やってみたいと言う気持ちも少しはもっていました。
まあ、考えた挙句国債に1000万もつぎ込むようでは、到底「動かざること山の如し」ですがね。

そんな状況ですので、2005年はかなり多くの個人投資家が生まれたのではないかと想像に難くありません。新年にダラダラ見ていた番組の中で「今年はさらに上がり続ける」「1年後には2万円台に」みたいな事を言っていたような気がしますが、世の中はそんなに甘い話ばかりではありませんね。膨らんだ泡はいずれ弾ける運命にあるのです。ほんの10年少し前に同じことがあったばかりなのに、同じ轍を踏んでしまった方も多いことでしょう。もちろん、初めての人にとってもイタい事には変わりありませんが。

しかし、確かにライブドアは色んな意味でも有名な企業ではあるわけですが、数多の企業がひしめく株式市場にとってはただの一企業。そこに強制捜査が入っただけで、これほど日本全体の経済に影響が及ぶとは、全く思いもしませんでした。しかも、海外にまで飛び火している様子。株の価格は、実際の財産価値にかなり「信用」的な要素がプラスされているのだなぁとつくづく感じます。ちゃんとした力のある企業であれば、ヨソのドコカが転ぼうが倒れようが対岸の火事でいられるはずですしね。

まあ、とばっちりを受けただけの企業なら少し経てばまた元の株価に戻るでしょうし、考え様によっては今が買い時であるとも言えると思います。
ニュースを見ていると、どこもかしこも不安を煽るような内容ばかりで、これでは必要以上に株価を下げていってしまうような気もします。企業にとっては存亡の一大事。ブラフでも良いから、どこか1局ぐらいは「今が買いですよ」と言ってあげたらどうなのでしょうか。

かと言って、自分はやはり買う気なんてさらさらありませんがね。