《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

ちょこっと丹波の旅「働き続けたあと…」

2012年06月20日 | Weblog
上を見れば当然近くによって下も中も見たい。幸いなことに、フェンスがあって無いような状態。一寸失礼をして中に入ってみた。トロッコや配電盤などがあり、スイッチを入れれば今にも動き出しそうな機器があちこちにある。「電源を入れてくれー」とでも言っているような錯覚を覚える。東洋一とうたわれた選鉱場は昭和62年に閉鎖、2006年に解体された。(毎日新聞5月7日夕刊より一部抜粋)デジブック『 チョッコと丹波の旅 』

ちょこっと丹波の旅「コンクリート円盤の中は?」

2012年06月19日 | Weblog
すり鉢上の大きな円盤。一番大きなものは直径30メートルとある。大量に出る鉱石のカスを、運搬や廃棄しやすいように濃縮する設備だった。神子畑選鉱場へは明延鉱山からトンネルを掘りトロッコでこの選鉱場の上部へ鉱石が運ばれた。また「今の国道429号線にはかつてレールが引かれ蒸気機関車や馬車により生野銀山へと運ばれた」と通りがかりの方の説明を聞く。(毎日新聞5月7日夕刊より一部抜粋)デジブック『 チョッコと丹波の旅 』

ちょこっと丹波の旅「誰の思いも!!」

2012年06月18日 | Weblog
砕石に靴の裏を取られ、切り倒された杉の木を跨ぎながら、なおかつジグザグに息を切らして登っていった。一番上にたどり着くと横一に「獣道」と思われるような足幅の道がある。その「道」は7,8メートルの選鉱場の見える範囲であり、どちらも行き止まり。誰の思いも同じ、足を取られながら息を切らしてこの位置に多くのカメラマンが立ったのだろう。デジブック『 チョッコと丹波の旅 』

ちょこっと丹波の旅「器の中を見てみたいー!」

2012年06月17日 | Weblog
コンクリート階段の脇に、これもコンクリート製で大きなお椀の蓋をひっくり返して置いてあるような円盤が何個かある。「どうしても中を見てみたい」。川を挟んで反対側は杉山だが丁度良い高さまで伐採されている。そこを上ってゆけば中が見えるのではないか?民家の裏手から斜面に取りかかる。見た目より急斜面には砕石が蒔かれネットで覆っている。ネットが至るところで破れ砕石がこぼれだし、足を滑らせながらの「山登り」となる。「ちょこっと丹波の旅・フォトブック」

ちょこっと丹波の旅「神子畑選鉱場1」

2012年06月15日 | Weblog
チョッコ丹波の旅の目的は、毎日新聞の探訪ノスタルジアの画像を見たとき、「これは丹波のマチュピチだ」とおもったのがきっかけ。記事にも書かれていた通り、国道429号線の北傾斜面に突然現れた、コンクリート製の階段。実際に見るとマチュピチには程遠いが、幅110メートル、高低さ75メートルのコンクリート群に威圧された。