道の駅「あしょろ銀河ホール21」に夕刻到着、大阪ナンバーの車に出会う。「今朝からオンネトー湖へ行って来た。綺麗かった」と進められる。翌朝カーナビ検索しルートを確認するとR241を途中より右に反れる若干近道をして目的地としていたのでそのルートで出発。近道への分岐点、国道をそれ少し走ると道はやや狭くなり、冬季閉鎖の案内板。「雪深い北海道のこと」と思いつつさらに走ると道幅狭くやや上り坂。おまけに見通し悪しのダート道。対向車の来ないことを祈いつつやっとの思いで森を抜けるとオンネトー湖だった。北海道にこんな道があるなんて!!
北見・十勝・釧路をむすぶ国道241号と242号の交差点にある道の駅。展望室では足寄市街を一望でき、足寄出身の松山千春さんのギャラリーがある。物産館では特産品のほか、北海道遺産のラワンぶきを使用したふきソフトが人気。(駅プレより)。旧国鉄足寄駅跡
北海道平取町二風谷(びらとりちょう にぶたに)にある、萱野 茂二風谷アイヌ資料館。アイヌ民族出身者である故萱野 茂前館長(アイヌ語で国会質問をした元参議院議員)がアイヌ民族の民族文化継承の場の確保を願い、身銭を切って生活用具や民具を収集保存している。またアイヌ民話などを古老から録音した音声資料も保存されている資料館(館パンフレットより)。ついでながら司馬遼太郎著「オホーツク海道」にはアイヌ語は大きく分けて、樺太アイヌ方言、千島アイヌ方言そして旭川アイヌ方言があり、また北海道内に於いても旭川方言、美幌方言、八雲方言、紗流(さる)方言がある。
日本人の誰もが愛してやまない源義経。兄頼朝の陰謀により、義経が自刀したとされる奥州平泉。しかし火を掛けられたお堂の裏より密かに抜け出し北へと向かったという話。その証(?)に平泉周辺に義経の墓がない。各地にその後の義経の足跡がまことしやかに残る。青森県津軽半島三厩村(みんまやむら)にある義経寺(ぎけいじ)もそうだし、ここアイヌの郷、北海道日高平取町にも義経神社がある。常盤御前、静御前の石碑もある。明治35、6年までアイヌの一族の長がその管理を行なっていたが、現在は町の方々が管理されている。