《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

北海道・東北の旅「にじについて」

2007年11月11日 | Weblog
にじ」と云う漢字は「虫」偏に工作の「工」であるが、なぜ虫なのか?また工なのか?。ある辞書によると虫はにじを蛇に見立てたもの、工は貫く意味があり虹は空を貫く蛇(龍)のこととあるが「何だかなー」。調べてゆくと虹の認識として「子供は虹を指差すと腐る。虹を見つめてはいけない」と云う言い伝えがある。また虹は天と地を繋ぐ見方が広く分布していて、池や沼の霊物、ヌシ(主)と考えられ恐ろしい霊物に例えられていた。ヌシ、ヌシャ、他に長崎県生月島の方言では「ニュージ」と云い、直立した虹を「タチモン」と云う。このタチモンが立つと風が強くなる前兆と云う。龍が昇る様子が想像される。また中国では虹を見て皇帝を孕んだという話もあるらしい。画像は道の駅「しりうち」にて