隅石は1石×2石で完成されている算木積みで、
高さ9~10mの石垣は接合面を
削って積んでいる「打ち込みハギ乱積み」。
「"打ち込みハギ"の石垣は16世紀末に
広く普及し、築石の隙間が少ない。
"切り込みハギ"は大阪陣後の元和年間、
1615~1624年以降に普及した工法である」と、
城郭考古学・千田嘉博著「石垣の名城」にある。
津山城は1603年から1616年にかけて築城されている。
遠望する堀端の石垣とは違い、
石垣の真下を歩くので圧倒される高さだ。
今日の暦:嘉永6(1853)年、浦賀にペリーが来航。
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