《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

ちょこっと大阪市立美術館「滑稽・江戸、京都、浪花の笑い」

2018年05月24日 | Weblog

「幕末になると名所を舞台とした戯画が出版されるようになった」とあり、
住吉大社の太鼓橋で足を滑らした婦人。
その下には転げ落ちた男が逆さまに転げ落ち、弁当が散らかっていて、
それを見て周囲は笑っている『「滑稽浪花名所』。
その他に大雪で大きな雪達磨があり、その前でかがむ一人の男性。
よく見ると下駄の鼻緒が切れたので補修している。
しかしこの男が持ってきた『フグとネギ』を狙っている犬の「江戸名所道戯尽」。
京都・清水寺の舞台から傘を広げて飛び降りている『滑稽都名所 清水寺』など江戸、
京大坂の名所を舞台に繰り広げられるドタバタ劇。
まさしく三都を笑い倒す等の戯画169点に、
柄にもなく見入てしまった「江戸の戯画展」。

今日の暦:昭和35(1960)年、三陸地方をチリ地震で地球を半周した津波が襲う。


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