《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

ちょこっと京都「日残りて昏に未だ遠し」

2017年10月27日 | Weblog

南禅寺参拝を終えると14時半。ひょっとしてと思い博物館へ戻ってみる。
朝の入館制限は「何処えやら」。
待つことなく入館でき、館内の混雑も差ほどではなく智積院から貸し出されていた
長谷川等伯の息子・久蔵の「桜図壁貼付」や、俵屋宗達の屏風「風神雷神」を始め
新潟県笹山遺跡出土の「縄文火焔型土器」、また長野県・縄文のビーナス、
山形県・縄文の女神とは久しぶりの対面(?)をした。
2時間余り鑑賞し、外に出ると夕日が傾きだしていた。
噴水の前で老夫婦が写真を撮られていた。
今までどのように過ごされてきたは知らないが
この先が本当の人生とみた。
日残りて昏に未だ遠し=藤沢周平「残日記」より。(完)


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