月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

お腹いっぱい

2012-02-21 | 生活
今日の新年会(?)は中華。
お腹いっぱいでホテルに戻ってきた。
取引先の窓口の方はいかにも東京のできる男って感じで、関西で言うところの、シュッとした人。
礼儀正しく、インテリジェンス。
優しくて、話も面白くて、素敵なんだなぁ…

しかし…

薬の影響か食欲旺盛で、毎日顔もむくんでる。
むくみとりのツボ押ししてるけど…

Facebookには書いたけど、今日のお昼はホテルの下にあるサイゼリヤに行った!
皆さん、行ったことある?
日替わりランチが、なんと600円

なんや~?
こんな安くてご飯が食べられるってすごいな。
前からそのシステムには興味があったんやけど、包丁使わないという。
あと、個人でイタリアとかの食材を仕入れてるとか。
よほどシステムがきちんとしてるんやなぁと、そんなことを思う。

ランチはハンバーグとコロッケとウインナーという恐怖のカロリーランチやった。
でも普通に美味しかった。
まあ、次に食べるのは一年後でいいけど、それ自体はちゃんとしてる。

あと、ドリンクバーがついてた。
ドリンクバーなんて、人生であんまり経験ないんで、人のやることをじっと見て真似してみた(^_^;)

冷たいのとホットのは別なのかなと思ってドキドキ…
完全に自意識過剰…

しかし、ドリンクバーもすごいね~
紅茶のティーバッグもいっぱい種類があった。
大好きなジャスミンティーを飲んだ。
でもお湯のボタンがわからず、おろおろしてたら、隣のおっちゃんが押してくれた。
優しいね♪

そして、隣の女子の会話が、新鮮やった。
そうなんだ~
とか。
だよね~
とか。

ドラマみたい。
わざとじゃないんやんね?

昔から東京取材は多いけど、仕事なんでおっちゃんが多いし、みんな敬語だから、こういう会話が新鮮!

関西人の会話が漫才みたいと思われるのと同じやね。
ドラマかっ!!
とツッコミたい気持ちやった。

とりあえず、今日もよく食べた(笑)
お腹いっぱい…
そして、何も仕事ないかと思ってたら2万円だけ仕事もらった。
まあ、ゼロよりはいいか。

食べてばかりの東京出張

2012-02-21 | 生活
昨日から東京へ。
今はホテルの一室で待機。
取材同行は午後からなので、ゆっくりくつろいでいる。
夜は新年会(?)

昨晩もうちの社長(私が仕事をもらってる制作会社の)と取引先の専務と食事会。
例によって旨いものをたらふくいただく。
お豆腐懐石やった。
前にも一度およばれしたお店。
外国の人が見たら、
お~わんだふる!
と言いそうな店構え。
同じグループのお店が東京タワーの下とか、高尾山の近くにもあるらしい。
関東の人ならわかるかな?

写真撮りたかったが、専務さんがいるのでさすがに無理
しかし、めっちゃいい専務さんやったなぁ…
お料理も美味しかったし

お腹パンパンになって、とりあえずホテルのベッドに横になったら、少し寝てしまった。
冷たいものが触って、何かと思ったら、なんと自分の汗!
シーツの首もとが濡らしたみたいになって、全身汗だく!
暖房入れてないのになぁ…
なんか嫌な汗

シャワーして、改めて寝た。

朝はパンが食べ放題!
小さいんで、5個食べた。
あとはスープ、野菜ジュース、ゆで玉子、コーヒー。
このホテルの無料朝食は意外においしいのだ。
ついつい食べ過ぎるね…

そんな感じで、明日は仕事がないし(帰るだけ)、食べてばかりでなんだかよくわからない出張だが、明日はもんちゃんと会えることになった
社長に聞いたら、「どうぞ、どうぞ」と。
会社の経費で来てるし…と申し訳なさそうに言ったら、
「そんなんどんどん利用したらええよ」と。

優しい…

やったぁ~

自由が丘を散策の予定。

久しぶりやな~自由が丘なんて。

まあ、ずっとしゃべってるだけやし、場所はどこでもいいんやけどね。

もんちゃんと会えるおかげで、この出張も意味があった。
よかった。

ちなみに、3月初めもまた東京出張。
今度はちゃんと自分の取材がある。よかった~。

いつも東京に何をしに来てるかというと、某企業の社内報制作。
現在はこの企業の50周年記念の社史制作と並行してる。
私は社史にはあまり携わってないんやけど、部分的に座談会記事と、社長が書いた内容のリライト校正みたいなことをやらせてもらっている。

人の文章を直すって難しい。
間違いではないけど、なんかリズム悪いなぁと思って書き直したりすると、社長もプライドがあるのか、元に戻してたりする(^_^;)

だから、最近は明らかな間違いや疑問点にだけコメント入れることにした。
まあ、逆の立場でも嫌やもんなぁ…
物書きなんて、そんなもんやね。

しかし、ほんまにここの社長さんにはよくしてもらってる。
最近、仕事量は減らされたけど。
会社に新しいライターが何名か入り、仕事が分散されるようになったのだ。
前は私だけに依頼していたものも、新しいライターに振り分けている。
私だけに集中させておいて、もし私がいなくなったら急に困るわけだし、分散させたい気持ちはわかる。
報酬がその分減ったことも仕方ないと思える。
ただ、淋しくて…
自分が2年担当していたコーナーが、他のライターに書かれているのを見たら、すごくせつなかった。

仕方ないけど…

ほんま、いつまでもこんなんじゃあかん!
ちゃんと次に進まないと!
この間、夫と話し合った。
その話はまた。

暇やし、お昼ごはん食べてこよかな

少しの間、流れに乗ってみる。

2012-02-19 | 仕事
「仕事してる時間より、編み物してる時間のほうが長いんちゃう?」と夫に言われ、
「編み物芸人」と名づけられている今日この頃。

もう2ヶ月くらい、ずーっと暇だ

自営業なので、暇=貧乏という、単純な式が出来上がる。
しかし、同じ貧乏なら、「貧乏暇なし」より「貧乏暇あり」のほうがいいじゃないかと、ポジティブシンキングで乗り切っている

昨年末くらいから、どうもあてが外れるというか、儲からない。
おかしい、何かがおかしい。

同じ仕事をしても、前回の半額くらいに値切られたり、急に方針が変わって半額以下の仕事しかまわってこなくなったり。
小さな単発の仕事でも、例えば75000円で見積りを出したら、55000円に値切られるとか

さらには、この2年以上、レギュラーでやらせてもらっていた仕事が急に減らされたり(向こうの事情で)、
前年やって好評だったので「次回もお願いします」と年末から言われていた仕事がまったく動く気配もなかったり。
(前年は2月から動いていたのだが・・・)

あてが外れまくっている。

さらにだよ、明日から東京出張で、やっとまともに仕事にありつけると思っていたら、
信じられないことに3日間も行くのに何にも仕事がない

何のこっちゃ意味がわからないと思うが(話せば長いので書かないが)、本当に仕事は何もないのだ。
取材同行と、打合せと、クライアントとの新年会。
経費はかからないし、御飯も食べさせてもらえるが、儲けはゼロ。
何のために3日間も東京へ?!

とにかくいろんなことがこの調子で、11月くらいは、まあこんなこともあるさ、と思っていたのだが、
あまりに続くので、これはなんかヘンだぞ、と感じている。
いよいよ貧乏神に居つかれたか?

しかしながら、儲からない代わりに、「いい仕事」は来る。
お金にならないというだけで、自分が本当にやりたかったことばかりが嘘のようにうまいことまわってくる

1つは、前のブログにもちょっと書いたけど、久しぶりに商業誌の仕事。
流通業界の業界誌なので、一般人の目に触れることはほとんどないとは思うが、ジュンク堂とか紀伊国屋などの大手書店には置かれている。

簡単に言うと、流通業界の中で注目の店舗を取材してレポートする記事なのだが、
自分がずーっと15年もやってきたことが、ようやく商業誌で書けるのかと思うと、嬉しくて仕方がない。
それも記名入りだもんね(←たぶん)

いろんな媒体、ジャンルの仕事をしてきたけれど、私がやっていて一番楽しいのは、流通業の記事だ。
ライター仲間から見たら、とんでもなく地味で面白くない仕事に見えると思うけど、私は大好き

どんな戦略で、どんな販促で売上を伸ばしたか。
店長の采配。
売場の工夫。
企業の方針と取組。
業界内での位置づけと競合他社との差別化・・・

取材して、調べて、分析して、記事を書く。
企業戦略・・・、もっと小さく言えば、1店舗、もっと言えば1売場の戦略ですら、ドラマがある。
今の時代、勝手にモノが売れる、儲かるなんてことはないのだ。
頭を使って工夫して、実践して、結果を出す。
その流れを追っていくのは本当に面白い。

今月末か、来月初めには初回の取材が入る予定。
楽しみで仕方がない。

それからもう1つは、これもまたずっとやりたかったような仕事。
この間、某シンポジウムを取材してパンフレットを制作した。
その出来をクライアントがとても喜んでくれたので、私を使ってくれたデザイン事務所の顔も立てられてよかった、と思っていた。

そうしたら、私のことを気に入ってくれたクライアントから別案件の依頼。
なんと、一般人向けに「コピー講座」の講師をやってほしいとのこと!

まあ、そんな大げさなものではなく、受講者も10人くらいだし、時間も2時間程度。
だけど、めっちゃやりたかったことやから、この話が来たときは本当に飛び上がった

今はもうやってないけど、長年、塾で「教える」という仕事もやってきた私。
基本的に人に教えることは大好きなのだ。
もうそんな機会はないかと思っていたら、書くことを教えられるなんて!!

まあ、1回限りの素人向けの簡単なものだけど、せっかくだから役に立つ講座にしたいなぁと思う。
来月半ばなので、それまでにコピーの書き方をちゃんとロジックで説明できるようにして、実践できるようなテキストを作成する予定。(←これが楽しい。こういうことが基本的に大好き)

評判がよければ、またこういう機会も増えるかも・・・と楽しみだ

というわけで、こう書くと、なんかいろいろ仕事増えてるやん!みたいに思われるかもしれないが、どっちもまぁ儲からない。
それより、何十万円分も仕事のあてが外れていて、ほんまに生活が危うい

なんとかしないとなぁ・・・新事業も着手しないとなぁ・・・と思いつつ、気持ちが前に向かない日々。
逼迫してるわりに、焦る気持ちがそれほどないのも不思議だ。

なんだろう。
開き直りでもないし、諦めでもない。
ただ、今この(貧乏の)流れみたいなものに抗う気持ちになれずにいるのだ。
とりあえず、限界までは流れに乗って身を任せてみようかと、そんな気持ちでいる。

先に書いたように「新しい仕事」も二つ、向こうから流れてきた。
新しい仕事をする場合、相手(クライアント)の期待を超えるような仕事をしなければ、次には繋がらないことを、私は知っている。
しかし、期待を超えれば、必ず次はある。
だからこの暇を利用し、しっかり準備をして臨みたいと考えている。

もしかして、そういう流れなんじゃないかと、そんなふうにプラスに捉えてみることにしたのだ。

最近、友達と「手放す」ということについて少しメールしていた。
自分が執着しているいろんな想いを、いったん手放してみようかと考えている。
人生に隙間を作ってみるのも、悪くはない。

そこから見えるものもあるかもしれないし。

思い返せば、流れに抗ってばかりの人生だった。
抗うことが、まるで美徳か正義の行為かのように。
反発や闘いはもうやめて、とりあえず「受け止める」ということから始めたいと思っている。
いろんなことを受け止めて、流れに身を任せる。
それは、決して怠惰になるということではなく。

上手に、ラクに、進んでいくことは、決して悪いことではないと、そんな当たり前のことに気づいた40歳。

野暮なお礼

2012-02-19 | 美味しいもの
突然、お菓子が届いた。



いわさきっちから、手作りの「ガトーバスク」。



ザックリ、ほろっとしたバター風味豊かな生地の中に、ローストナッツを混ぜたキャラメルクリームを詰めて焼いている。
「試作したので、食べてみてください」とのこと。

早速、コーヒーをいれて、夫といただく。


ザックリした生地と、中のほろ苦く甘いキャラメルクリームとの組み合わせがとてもおいしい。
「かなり濃厚で甘い仕上がりかも」と書いてあったが、まだまだ甘くても、私は大丈夫
クルミの香ばしさも感じられ、バランスがよいお菓子だと感じた。
濃い目にいれたコーヒーとの相性もバツグン。

食べながら、「いい友達やなー」と夫。
「うん、そうやね」と私。

やさしい甘さが、心までしみわたった。

いつも、私のことをしんどそうだなと思ったら、黙ってお菓子を贈ってくれる。
手紙には、「体調に気をつけて」とか「甘いケーキでも食べて元気出して」とか、そんな野暮なことは書いていなかったけど。
ただ、最後に「お互い身体第一で」と一言。

こんなふうにブログに書いてしまう私が野暮だとわかっていながら、
それでも書かずにはいられない。

いつもありがとう

物欲旺盛

2012-02-18 | 想い
数年前から、欲しい欲しいと思いながらも、買う勇気(つまりはお金)がなく、そのままになっているものが2つある。

1、雲井窯の御飯鍋

わが家の炊飯器は、今年で15年目。
私が一人暮らしをしていた頃から使っているもので、もう中の釜がボロボロ。
当然、おいしい御飯など炊けるわけもなく

「炊飯器、買い換えようか」という話は数年前から何度となく夫との間で出ているのだが、
とりあえず「使えている」ので、どうしても踏み切れない。

踏み切って買い換えるとすれば、炊飯器ではなく、土鍋にしようと思っている。
友人の中でも土鍋で御飯を炊いているという人は何人かいるが、皆、「簡単だし美味しいよ」という。
とても惹かれる。

なので、土鍋」か「炊飯器」かで迷っているわけではない。
土鍋なら何でもいいというわけではなく、もうずっと前から「買うならこれ」と決めているものがあるのだ。
それが、信楽の雲井窯の御飯鍋だ。
有名なお料理屋さんなどでも使用されている。

http://www.kumoi.jp/
↑雲井窯

http://kumoigama.web.officelive.com/kumoigama001.aspx
↑欲しいのは飴釉。赤楽と迷うところだが・・・

なぜここまで具体的に決めておきながら買っていないかといえば、単純に高いからだ。
欲しい3合炊きは、38000円!!

いや、電気炊飯器だってこれくらいするんだから、いいんだけど・・・、でも勇気がない。
本当にそれだけの価値があるのかがわからないからだ。
御飯用の土鍋は、数千円~1万円くらいでも十分売っているし、その差はどこにあるんだろうかと、
そんなことも気になって買えていない。
差がないなら、とりあえずあのボロボロ炊飯器から脱出するために、1万円くらいのを買ってもいいじゃないかと、そんな気持ちになる。

そこで、この間、花染さん(私が懇意にしている器屋さん)に雲井窯のことを聞いてみた。

「欲しい御飯鍋があるんですけど・・・信楽で・・・」
私がそう言っただけで、

「雲井窯ね!」と花染さん。
昔は、御飯鍋ではないが、いくつか商品を扱っていたそうだ。

しかし、高いので・・・できれば1万円くらいで買いたい・・・と私が説明すると、
「じゃあ、長谷園の伊賀鍋でも十分よ~、あそこのもいいから」
とおっしゃったので、そんなに違いはないのかなと思ったら、

「でも、私ならやっぱり雲井窯がいいわ!」とのこと。

何が違うかといえば、鍋底。
普通の土鍋って、鍋底には釉薬を塗っていない。
だけど、雲井窯は塗っている。
分厚い。
丈夫。

「普通の土鍋でも10年はもつっていうけど、料理人の人が毎日使っても雲井窯なら30年はもつんじゃないかしら?」という。

そして、これが一番大事なのだけど、何より、美しい。

そう、あんなに美しい土鍋があっていいのか。
赤楽は本当に素晴らしい。(でも、汚れそうなので飴釉にしようと思う)
それで、どんなにおいしい御飯が炊けるのかと、考えるだけでドキドキしてくる。

花染さんの言葉で、やはり妥協はせずに雲井窯の土鍋に決めた。
(この店主の目利きは間違いないので)
ただし、いつ買うかはまだ未定

「本当によいものを、ちょっとだけ」

40代の私のテーマ。

その1つになるかなぁ。

2、舩木倭帆氏のレーマーグラス



先ほどから書いている花染さんで、2月23日~舩木先生の吹きガラス展示会がある。
年に一度あり、毎回行っていて、「この機会に」と何か1つくらいは買うのだが・・・

先生はもう75歳くらいかな。
体力のいる吹きガラスはもうそろそろ限界で、いつやめると言われてもおかしくないという。
だから、数年前からファンの中では先生の作品を買いあさる人も出てきている。
だって、この世で限られた個数しか存在しないし、やめられたら決して増えることはないのだから。
そして、この美しいガラスを吹ける人など、まずいない。

ガラスというものがこんなにも美しい芸術だと知ったのは、先生の作品に出会ってからだ。
色、形、つや、光。
すべてが人間が生み出したとは思えないようなものばかりで。
時々、花染さんの店棚に並んでいる作品を見ていると、あまりの美しさに胸が痛くなることがある。
きゅん、きゅんと。

そして、いつか絶対手に入れたいと長年思い焦がれてきたのが、このレーマー。
レーマーグラスというのは、ドイツのワイングラス。

花染さんに聞き込みをしたところ、今回の展示会では、レーマーを大量に仕入れているらしい。
これは買うチャンス?!

しかし、高いんだよなぁ。
買うなら2つ欲しいし

今、本当にお金がないので、こんな贅沢をしている場合ではない。
(怖くて銀行の残高を確かめられないくらいだ)

この間、友達と話していたとき、
「いつ見ても新しいバッグを持っている人がいる」という話が出て、
「まあ、その人は飲みにも行かないし、お金を遣うところがそこなんだろう。人それぞれだね」という結論に至った。

服やバッグは我慢できるけど、器に関しては我慢が効かなくなる私
自分の価値基準って、やっぱりそこか~

いよいよ使うか?!
ドラえもん貯金!

※ドラえもん貯金=ドラえもんの貯金箱にためている500円玉のこと。
 「何かのときに使える」と、ここ数年、私の心の支え(?)になっている。