普通の人より元気って・・・

投与から6日で副作用はおさまり、7日目から普通の生活を送っている。
「普通」というより、「普通の人より元気」だ。
そう言われても、この間まで「死んだほうがマシ」みたいな弱音を吐きながら苦しんでいたくせに・・・と、にわかには信じられないだろう。

ガンという病気。そして、抗がん剤という治療法は、本当に不思議なものだと思う。
自覚症状など全くないのに、治療が始まったら病人にされる。
痛くもかゆくもなかったのに、治療するたびに痛みと闘わなければならず、体中の毛が抜け、免疫力が下がってくるのだから。

しかし、３年前と同じで、副作用がおさまれば、また元気になった。
毎日、１万歩近く歩いているが、全然平気だ。

土曜は、なんと、５時間立ちっぱなしのライブに行った。
３時間くらいかなと思っていて、しんどくなったら途中で帰ればいいや・・・くらいに思っていたのだが、
気づけば５時間！
立ちっぱなし！
でも、全くしんどくもなく、むしろ一緒にいた夫のほうが疲れ切っていた。（家の近くの坂道を、夫の背中を押しながら登ってあげた）

この週末は、２週間ぶりに少しだけお酒も飲んだ。
そして、川原でバーベキューまでした。

こうして元気になると、次の抗がん剤が本当に憂鬱になる。
またあの痛みに襲われるとわかっていて受けなければならないのだから、恐怖でしかない。

そう言っても仕方がないので、とりあえず２週間ちょっとの間はしっかり仕事をして元気な生活を楽しもう。
次の入院までにやらなければならない仕事が山積みだ。

今日は、元気になった報告まで。