月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

良き仲間と過ごす時間の大切さ

2022-04-12 | 生活
またやってきた、4カ月ごとのCT検査。
明日が検査日なので、日々体を整えていっている。
体調は相変わらず、良かったり悪かったりで、スッキリとはしないが、これが手術痕や抗がん剤の蓄積、加齢、気象などによるものなのか、それともがんの進行によるものなのか、それはわからない。
後者ではないと信じているが、不安から逃れられることはない。
こうやって生きていくしかないのだとも思う。

しかし、秋冬の繁忙期も終わり、春の訪れと同時に穏やかな日々が訪れた。
4月から8月は月の半分くらいしか仕事がない。また「ご隠居さま」生活が始まる。
「夏の仕事」を作りたいと以前から思ってきたことも確かだが、どうせ暑いし、外に出たくないし、もう家でゆっくりしていてもいいのかなとも思う。
昔のように、仕事をしていないことに対する罪悪感や焦りのようなものはかなり減った。(ゼロではないが)
みんな毎日一生懸命働いているのに、自分はこんなのんびりしていていいのだろうかと思うこともあるが、自分でそれを「良し」としなければ、私は変われない。
人々が「いいのよ」「ゆっくりして」といくら言っても意味がなく、自分で「良し」とするところがスタートだ。

日本酒の雑誌は、7月号と10月号の取材を春の内に終えておかないといけないので(真夏は蔵が稼働しないから)、出張はぼちぼち入っている。
先週も名古屋だったし、5月初旬は群馬。半ばに石川。6月に入ると秋田と北海道への出張取材がもう決まっている。
遠方への出張は月に1~2回くらいでちょうどいい。
毎週どこかへ行っていたことをおもえば、随分ラクになったものだ。これくらいでいい。

最近楽しかったことといえば、4月2日(土)に夫と友達と4人で近所の公園で花見をしたことだろうか。
ちょうど満開だった。





おつまみ弁当を作って、皆でいろいろ持ち寄って。


久しぶりに複数の友達でわいわいと、お酒を飲みながらしゃべるのは本当に楽しかった。
ふみこが何度も「やっぱり飲み会って楽しいなぁ」「お酒飲めるのっていいなぁ」と繰り返していた。
私もずっと元気で、たくさんしゃべってわらって、お酒も飲んで、ご機嫌な1日だった。

また今年も桜を見られたことに感謝。

名古屋でも、取材の後でクライアントとカメラマンさんと3人で飲んだ。
私はちびちびとゆっくりだったが、それでもここ最近ではわりと飲んだほうだと思う。
最初はクライアントが「1時間だけ」と言っていたのに、久しぶりだから結局盛り上がって、気づいたら3時間以上経っていた。
途中、もう1時間経ってるよなぁ…と思ったし、他の2人もそう思った瞬間はあったはずだけど、誰も時計を見なかったし、時間のことを言わなかった。私はそれがすごく嬉しかった。みんなも楽しいんだろうなぁと思って。

3時間以上といっても、5時から飲みだしたので、ホテルには9時までには戻ってきていた。
この2年の習慣で、「じゃあ、2軒目!」とはならなくなったなと思う。
もうちょっと、もうちょっとと、ズルズル限界まで飲んでいた頃が懐かしいが、あれは悪しき習慣だったと思うので、この健全な飲み会になったのはよかったと思う。
おかげで翌朝も7時に集合だったが、シャキッとしていた。

良い仲間と、良い仕事ができること。
これがやっぱり幸せだなと思う。
ずっとこんな時間が続いてほしい。

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