NHK朝ドラ「花子とアン」がいよいよスタートし、毎日涙に暮れている。
涙?
そんな泣くシーンなんてあったっけ?
そう思う人がほとんどだと思うが、私は最初の歌のバックにプリンスエドワード島の映像が流れるだけで、目の奥が熱くなってじんわり涙が浮かんでしまう。
グリーンゲイブルス!!
「世界一美しい島」とモンゴメリは書いた。
どうしても、どうしても行きたくて、大学3回生の夏に、飛行機と列車と、また飛行機とを乗り継いで、カナダの東海岸に浮かぶ小さな島へ辿り着いた。
自転車を走らせて島を散策し、モンゴメリの墓に手を合わせて。
ロッジを借りて、皆で道の真ん中に寝っころがって、今にも降ってきそうな星を眺めた。
20年以上前の記憶が甦ってきて、またうるうるとしてしまう。
ルーシー・M・モンゴメリ。
私がこの世で一番愛した作家。
どんなに、どんなにか心を震わせ、登場人物たちと一緒になって笑い、泣き、喜んだだろう。
でも、この作品たちに出会えたのは、すべて村岡花子さんという素晴らしい翻訳家のおかげ。
彼女がいなかったら、私はもしかしたら、今もの書きになっていなかったかもしれない。
それほど私の人生に大きな影響を与えてくれた。
そして、知らなかった彼女の生い立ちをドラマで初めて知り、驚きと感動で打ちのめされている。
あんなに貧しかったなんて!!
これはドラマとも村岡さんとも関係ないが、私は「文字の読み書きができない」ということに対して、異常なほどに反応する。
私が大好きな「言葉」や「文章」。
自分の生きてきた道は、それで埋め尽くされていたと言っても過言ではない。
言葉は神様が人間だけに与えてくださった素晴らしい贈り物。
それなのに、文字を読んだり書いたりする喜びを知らずに生きていく人がいる、という事実が、私を激しく憤らせる。
そんな不平等があっていいのかと叫びたくなる。
だから、ドラマや小説の中で、「字を覚えたい」というような人が出てくると、もう異常なまでに反応して涙が止まらなくなってしまうのだ。(変な人!)
朝ドラによると、村岡さんも貧しくて学校にも行けなくて、文字の読み書きもできなかったとのこと。
それでもお父さんの働きかけにより、学校へ通って字を覚え、たった1冊の本を目をキラキラさせて読むようになった。
もうね・・・。あかん。ここがツボ。私の泣き所のツボなのだ。
たまらん、本当に。
それから、村岡さんが自分のことを本名の「はな」ではなく「はなこ」と読んでくりょう!と言うのを聞いて、これが真実に基づいているのであれば、彼女がモンゴメリの「赤毛のアン」に出会った時、これを訳したいと夢中になったわけがわかった気がした。
アンも最初に自分のことを「Ann」ではなく「Anne」と読んでくれ、と言うのだ。
「eが付くのと付かないのとでは、大違いよ!」と。
自分とシンクロするものが何かあったんだろうなぁ。
そんなふうに、モンゴメリの名作が、村岡花子という人の人生にどんなふうに関わってきたのか、なぜあれを訳そうと思ったのか。今まで知らなかったことが見えてきて、嬉しくて仕方がない。
ああ、死ぬまでにもう一度でいいから、プリンスエドワード島へ行ってみたいなぁ。
この朝ドラで、もう一度「赤毛のアン」ブームも起きるかしら?
そうしたら、安いツアーなんかもできるかもしれないし、行きやすいかも。
とにかく目が離せない「花子とアン」なのだった。
ちなみに、これが終わっても、次は竹鶴とリタの物語だというので、朝ドラの楽しみは続く。
モンゴメリの次はウイスキーだなんて、NHKは私の好みをよくご存知で(笑)
「花子とアン」、まだ1週目だから、見ていない人はぜひ明日からでも見てほしい!!
涙?
そんな泣くシーンなんてあったっけ?
そう思う人がほとんどだと思うが、私は最初の歌のバックにプリンスエドワード島の映像が流れるだけで、目の奥が熱くなってじんわり涙が浮かんでしまう。
グリーンゲイブルス!!
「世界一美しい島」とモンゴメリは書いた。
どうしても、どうしても行きたくて、大学3回生の夏に、飛行機と列車と、また飛行機とを乗り継いで、カナダの東海岸に浮かぶ小さな島へ辿り着いた。
自転車を走らせて島を散策し、モンゴメリの墓に手を合わせて。
ロッジを借りて、皆で道の真ん中に寝っころがって、今にも降ってきそうな星を眺めた。
20年以上前の記憶が甦ってきて、またうるうるとしてしまう。
ルーシー・M・モンゴメリ。
私がこの世で一番愛した作家。
どんなに、どんなにか心を震わせ、登場人物たちと一緒になって笑い、泣き、喜んだだろう。
でも、この作品たちに出会えたのは、すべて村岡花子さんという素晴らしい翻訳家のおかげ。
彼女がいなかったら、私はもしかしたら、今もの書きになっていなかったかもしれない。
それほど私の人生に大きな影響を与えてくれた。
そして、知らなかった彼女の生い立ちをドラマで初めて知り、驚きと感動で打ちのめされている。
あんなに貧しかったなんて!!
これはドラマとも村岡さんとも関係ないが、私は「文字の読み書きができない」ということに対して、異常なほどに反応する。
私が大好きな「言葉」や「文章」。
自分の生きてきた道は、それで埋め尽くされていたと言っても過言ではない。
言葉は神様が人間だけに与えてくださった素晴らしい贈り物。
それなのに、文字を読んだり書いたりする喜びを知らずに生きていく人がいる、という事実が、私を激しく憤らせる。
そんな不平等があっていいのかと叫びたくなる。
だから、ドラマや小説の中で、「字を覚えたい」というような人が出てくると、もう異常なまでに反応して涙が止まらなくなってしまうのだ。(変な人!)
朝ドラによると、村岡さんも貧しくて学校にも行けなくて、文字の読み書きもできなかったとのこと。
それでもお父さんの働きかけにより、学校へ通って字を覚え、たった1冊の本を目をキラキラさせて読むようになった。
もうね・・・。あかん。ここがツボ。私の泣き所のツボなのだ。
たまらん、本当に。
それから、村岡さんが自分のことを本名の「はな」ではなく「はなこ」と読んでくりょう!と言うのを聞いて、これが真実に基づいているのであれば、彼女がモンゴメリの「赤毛のアン」に出会った時、これを訳したいと夢中になったわけがわかった気がした。
アンも最初に自分のことを「Ann」ではなく「Anne」と読んでくれ、と言うのだ。
「eが付くのと付かないのとでは、大違いよ!」と。
自分とシンクロするものが何かあったんだろうなぁ。
そんなふうに、モンゴメリの名作が、村岡花子という人の人生にどんなふうに関わってきたのか、なぜあれを訳そうと思ったのか。今まで知らなかったことが見えてきて、嬉しくて仕方がない。
ああ、死ぬまでにもう一度でいいから、プリンスエドワード島へ行ってみたいなぁ。
この朝ドラで、もう一度「赤毛のアン」ブームも起きるかしら?
そうしたら、安いツアーなんかもできるかもしれないし、行きやすいかも。
とにかく目が離せない「花子とアン」なのだった。
ちなみに、これが終わっても、次は竹鶴とリタの物語だというので、朝ドラの楽しみは続く。
モンゴメリの次はウイスキーだなんて、NHKは私の好みをよくご存知で(笑)
「花子とアン」、まだ1週目だから、見ていない人はぜひ明日からでも見てほしい!!
そのドラマ見たらぐっときそうやねー。かおりんのブログみてもぐっときたもん(笑)そういやピーターラビットの作家さんが主役の映画を友人数人で見たときも、わたしだけが号泣してたっけ……(笑)文学少女の成れの果てって感じでお恥ずかし限りです。
わたし一度も行ったことないから、プリンスエドワード島に行くときは誘ってください!!
あっ、ちなみにわたしも、毎日近所の桜や他の木に挨拶してますよー。
私たちの年代の女性は、かなりの人たちが村岡花子さん訳の物語で育ってきていると思う。
隠れ文学少女、たくさんいるんじゃないかな。
やっぱり原点だねー。
そうそう、namiusaさんも「挨拶派」だったね(笑)
似てるなぁ・・・。
そうかー。かぶせているのね。
もちろん真実もあるだろうけど、全部が全部、本当だと思って見てはいけないということやね。
とりあえず、娘・村岡恵理さんの原作などを読んでおこうと思います。それでだいたい判断がつくかなー。
アニメ「赤毛のアン」いいなー。私も見たい。
映画もイメージ崩さない素敵なできばえでよかったけどね。