月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

「いいことがありそう」の予感が的中!

2021-04-21 | 
朝、6時半~7時半の間に30分~50分ほどウォーキングをするのが日課になった。
最初は夫と一緒に行っていたが、夫はサボるようになったので、最近は一人で行っている。

ここのところ天気は良くても朝はまだひんやりとしていたが、今朝は暑くも寒くもなく、本当に「ちょうどいい」気温。
雲一つない青空が広がり、木々や草のやわらかい緑が光り、とても気持ちの良い朝だった。

家から歩いて5分程度で川原に出ることができる。
この周りをぐるっと一周すると、早歩きで15分。今朝は気持ちがいいので2周した。

近くにウォーキングを楽しめるような場所があってよかった。
この山の近さ、距離感がホッとする。子供の頃からずっと見てきた景色だ。
この道をずっと行くと、私の出身中学校がある。


出るのが遅くなって7時半頃になると、通勤・通学者が増えるので、あまりよくない。
できれば6時台から歩き出して、どれだけ遅くても7時半には帰り着きたい。
6時台に活動している人たちはジョギングやウォーキング、犬の散歩などが目的なのでゆったりしているのだが、7時台に動き出す人たちはとても焦っている。
学校へ、会社へ、子どもを保育園へと、皆が目的地へと急いでいるのがわかる。
車の量が急に増え、猛スピードの自転車が坂道を走り下りてくるので、なんだかこちらも焦ってしまう。

今朝は6時40分に家を出たので、穏やかなウォーキングだった。
目に映るものすべてが眩しくて、息を吸ったり吐いたりすると、地球と一緒に呼吸をしている気分。
「朝」というのは「やってくる」ものではなく、「生まれる」ものだと思う。
朝の光の粒を吸い込むと、体の中の古い細胞がすべて生まれ変わる気がした。

今日はきっといいことがある。
そう自然に思えた。

ご機嫌で家に帰ると、夫も起きていた。
今日は出勤するというので、私は嬉しくてたまらない。(去年の3月からずっとテレワークで、出勤は週に1回程度だ)

夫を送り出した後、しばらくしたら宅配が来た。
何だろうかと受け取ってみると、どうやら酒瓶のよう。夫が何か注文したのかなと思いながら差出人を見ると、2年前に私が取材させてもらった北海道の酒蔵の杜氏さんからだった。

興奮して、ドキドキしながら開けてみると、丁寧なお手紙と共に今年のチャレンジ酒が入っていた。
手紙を読むと、どうやら私が自分のHPに上げていたコラムを読んでくださったようだ。

手紙には、そのことのお礼と、それから今年のチャレンジ酒について書かれてあった。

この嬉しさをどう表現していいかわからない。
昨夜も彼女の造ったお酒を飲んでいたところだ。


大ファンの造り手さんから、直接のお便りとお酒が届いたのだから、これが落ち着いていられようか。
「うれしい、うれしい、うれしい」とバカみたいに言いながら部屋中を歩き回り、酒瓶に何度もキスして抱きしめた。

早く飲んで感想とお礼をお送りしたいけど、もったいなくて飲めやしない。
ああ、どうしたらいいんだろう。
困って頭を抱えているポーズとは裏腹に、顔はにやにやが止まらない私なのだった。

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