月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

日常が戻ってきた

2019-11-13 | 癌について
結局、4日目、5日目と副作用はほぼないままで、抗がん剤投与6日目を迎えた。
朝から元気で、特に変わりなし。

副作用が「ゼロ」かと言えば、それは嘘になる。
ただ、3年前も含めてピークだと思う副作用を「10」だとすれば、3クール目は「1」かせいぜい「2」というところ。
今日はもう「0.5」くらいだ。
これは「副作用はほぼない」と表現しても言い過ぎではないと思う。

昼頃、好きなパン屋さんまで歩いていこうと思い立ち、着替えて化粧もして出かけてみた。
結果的に、パン屋さんは定休日で買えなかったのだが、心地よい秋晴れで、ただ歩いているだけでも気持ちが良かった。
生きてることをしっかりと噛みしめながら歩いた。

スーパーで買い物をして帰宅したら、6300歩!!
6日目でこんなに歩けたことがなかったので驚いたが、抗がん剤を完全に自分の味方につけられたようでうれしかった。

嬉しいことはどんどん続く。
今日は、企業パンフレットなどの案件の見積もり依頼が2件あった。
年内納品なので、今年度の滑り込みの収入になりそうだ。
それからさっき、昨年度も手掛けた保育関係の冊子の依頼があった。
来月半ばから取材がスタート。10件ほどまわり、年明けまで続く。

仕事があることは、やはり嬉しい。力になる。
酒蔵取材がないので、これくらいなら量的にも負担がなく、のんびりと体をいたわりながらできそうなのでよかった。

今はただ、1日1日を大切に、これからの新しい人生のことを考えている。