月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

祝杯は続くよ、どこまでも。

2016-08-26 | 美味しいもの
祝杯は続く。

なかのがお祝いをしたいからと京都の「鞍馬口寿星」さんを予約してくれた。
半年前にオープンしたばかりのお店で、中はとてもきれい。テーブルもあるが、カウンターで飲みたいお店だ。

つきだしが2皿。
食前酒をふるまってくれるのもうれしい。
イチジクに胡麻だれを添えたものや、焼きナスの白和えなど、どれも上品な味付けで美味しい。




コースもやっているが、あえてアラカルトにした。
しゃべりたいこともいろいろあったし、コースだと急がされて味わえなくなるパターンがあるので。
こういう京都の割烹のような店で、アラカルトでお酒と一緒に楽しめるお店が私は一番好きだ。

鱧の湯びきと鯛の昆布締め。
どちらも身が分厚くてしっかりしている。とても美味しい。




そりゃ、日本酒いくよね~
飲みたかった「はくろすいしゅ」の夏酒があったので注文。
クラゲのラベルも涼しげでいい。


煮穴子もふっくら。


京都ではよく見かける生麩田楽。


こちらのお店は天ぷらが売りのようで、天ぷらメニューも別にあり、1種類から選んで揚げてもらえる。
とうもろこしと、生ウニ、新生姜と三つ葉のかき揚げを頼んだ。


生ウニの天ぷらなんて初めて!
どうやって出てくるのかと思ったら、大葉でくるんでさっと揚げている。美味しい!


お酒もいろいろあって、飲んだことのない「神開」を。


そして、奮発してのどぐろ!!!
高い!けど旨い!
なかのと二人でほじくりたおす。


その他も、新銀杏など頼み、なかのは一口蕎麦も食べて、私はからすみをアテにちびちびと。


大満足の食事だった。
何よりも、こうして笑って乾杯できたことが嬉しくて。
こうして誘ってくれて、「完治して本当によかった」としみじみ喜んでくれたことが嬉しくて。
とても心あたたまる夜だった。
お店もよかったなぁ・・・。リピートしよう。