鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

エナメル革のお手入れは・・・

2011-11-13 01:39:48 | お気に入り


ブランド物が好きという事は特にないですが、
これはセリーヌのバッグ。
ビビッと信号を感じて私の手元にやってきた・・・

このバッグ、表面がエナメル加工してあって
ビニールのようにつるつるぴかぴか。
色は黒っぽい茶に見えるかもしれないけど、
オリーブが混じった感じで光の加減で
グリーンっぽく見えます。

最近、これを会社に持っていっていたのですが、
なんか表面が・・・

しわしわして、部分的にひび割れが!!!

あわててネットで調べると、
なんとこのエナメル加工、手入れを怠ると非常に
トラブルが多い革だとな。。

寒さや乾燥に弱く、エナメル専用のポリッシュなど
で手入れしないとしわしわでひび割れる。
(割れたら直らない)

暑さや湿気にやられるとべたべたになり、
他の革にくっつけて置いておくと色移りしたりするそうな・・

太陽に晒しすぎると淡い色の革の場合、
黄色く変色。

ここであわててエナメル専用じゃないメンテナンス用品を
使うと染みなどに!

なんてこった!!

あわてて、日本橋のオレンジヒールという革製品の
メンテナンス屋へ・・
そこにはコロニルなどのメーカーのエナメル専用
メンテナンス用品が売っている。

早速数種類購入し、夜な夜な革を磨く・・

と、翌日(明るいとこで見たら)
しわはだいぶ落ち着いて、てかりも戻ってきたような・・・?(写真)
ひび割れたとこはまだそんなに目立つほどではないので、
今度からがんばって定期的にお手入れするぞ!
1ヶ月に1回はスプレーして磨くそうです。

良い物を手に入れるということは、
その手入れのための手間と時間も買うということカナ。
肝に銘じよう。

取り分けのお箸がなかったら・・・?

2011-11-13 01:20:34 | 茶の湯を覗く・・
今回お茶をいただいた時に出していただいたお菓子。
3色の紅葉を模った練りきり。

今回は各自の前に小皿に1つずつ乗せられて
出されました。

はて・・・
これはこのままいただくものか?
それとも懐紙に取るか?

こういうときは先輩方をちら見・・

と、先生が手でさっと懐紙に移し、
菓子切りで食べ始めました。

なるほど・・
さっそく真似っこ♪


後で気になって調べてみたのですが、
取り分け用にお箸が付いていない場合、
手で取って良いみたいです。

お皿で直接菓子切りを使って食べる・・・ということは
ないようです。
おそらく、その理由はお皿に傷をつけるといけないから・・・
ではないかと思います。

お茶の作法の大事なとこは、
ご亭主の御もてなしに対し、客である私も
細心の真心をもって返すことと思われるので、
出されたり見せていただく道具や器を汚したり
傷つけないというのはマナーだな。
そういう話は何かで読んだ気がする。

お抹茶やコーヒー。
すきっ腹で飲むものじゃありませんヨ。
イタリアでは食事の最中にコーヒーを飲まないと
テレビで言ってた気がするのですが、
抹茶もコーヒーもカフェインとかが多いので、
すきっ腹だと胃を悪くするっていうのが
上手な飲み方を知ってる人は知ってる。
お抹茶もだから必ずお菓子を先にいただくし、
濃茶の場合は懐石でまずお腹を満たすもんね。
濃茶は飲んだことないケド。。


11月の京都

2011-11-13 00:39:23 | 旅行
先週、京都へ行ってきました。
早朝の京都駅にバスで到着、駅のトイレにトイレットペーパーが
設置されるようになってた!

例のごとくなか卯でうどんを食べる。

天気は雨の予報だけど、どうやら止んでる。
雨だったらやめようかと思っていたけど、
おもいきって神護寺へ!



神護寺はバスで50分。
うっすら霧のかかった山の中。
京都で一番早く紅葉が見られるとか。



山門までは結構階段や坂がきつい。
8時半くらいはまだ人が少ない。
ゆっくり見られそう♪



山全体が紅葉しているわけじゃないけど、
木によって。
とっても色がきれい。



CMに使われた絵ですね。



神護寺には「かわらけ投げ」という厄除けの
おまじないみたいなのがあります。
その場所は遠くが見渡せる山の上。
今日は霧が川のように流れているのが見えます。



2つで100円。
これを山の下に向って投げます。
伏せた状態で。
でも、へたくそでまっすぐ飛ばない~



真っ赤だな~



オレンジも良いな~



山を降りて、錦市場へ移動。
ここは東京のアメ横みたいな感じ?
乾物や色んなものが売ってます。
お目当ては「しま村」の白味噌だったんだけど、
要冷蔵で1日以上も持ち歩きはできないそうな・・
あきらめました。。(通販で買うか・・)

お餅やさんで白味噌雑煮のセットがあったので注文。
お味噌汁と違ってとろりと濃いです。
白味噌の雑煮は初めて食べたかも。
おいしかったです。



銀閣寺のそばにある「きみや」のまめかん(アイスとあんこ乗せ)。
この豆、あかえんどうって言うんですねー。
しょっぱい豆って呼んでた。。
そんなにしょっぱくなくてほっくりとして
おいしく煮上がった豆がおいしい!


お花の稽古に行きました。

今回の花材は以下。
・南天
・紅葉
・水仙
・椿(しらたま)
・寒菊

最初に水仙の竹串作りから。
以前かきつばた用に作りましたが、
同じものを作るわけではありません。
花に合った串を作るのです!
水仙は切り口が丸いので、串も丸みをもたせます。
市販の竹串を使ってきた私としては
花毎に作るという発想に感激!

刃物を花巾の上に丁寧に並べます。
刃物は大事なのです。
今日は木(ぼく)を生けるので、鉈(なた)を
使います(鉈は初めて!)。
木は鉛筆のように先を尖らせる感じにします。
これは藁を傷めないように、またこみ藁に挿すのに
合理的な形と思われます。
先生はとてもきれいに削られます。
私は竹串に時間を取られてあわてて削ったのですが、
1つ1つの準備を丁寧に!(次回は気をつけるゾ!)

花を生けるまでの準備を含めたすべての動作が
花を生ける事に含まれるんですね。
私が行うことの前にも、花を準備いただいたり、
水揚げをしておいてくださったり、道具を揃えてくださったり。
道具はいつもきれいで、花は1日以上持ち歩いても萎れる事がない
くらい瑞々しく、生ける前と後で掃除をし心を花に向わせる。

お花の後はお茶をいただきます。
3色の紅葉を模った上生菓子♪

お花の後、青蓮院門跡でライトアップが行われているという事で
行ってきました。

お部屋とお庭を散策できます。



ライトに照らされたもみじ(まだ青いけど)。
きれいでした。

自宅に帰ってからお花を生けなおしてみました。
(花器が届いたので)



水仙は時間がなくて生けられなかったのですが、
お稽古では前側ばかりに花が来ていたのと、
足元を治していただきました。



自分で足してみました。
どうでしょう・・
真に対して他のボリュームが出過ぎちゃったかな??

今回も充実した京都でした。
12月の京都は寒いだろうなー。