昨日ご紹介した依田満・百合子ご夫妻のベネチアンガラスの万華鏡は、その筒の模様が内部映像にも映りこみ、2ミラー7ポイントの曼荼羅映像の周囲に青く輝く模様を見せています。筒の表の色合いの印象とは異なって、目の前に展開する青の輝きに、一瞬驚き、目を奪われます。外側の模様が青い陰影となって浮かび上がるのです。その奥にはあえて輝きを排除した落ち着いた色合いの清楚な花がひっそりと、しかしはっきりとその姿を変えながら、映し出されます。少し控えめな色合いが組み合わされて静かにその存在を主張しているような、心に残る花々です。ドライセルなので、筒を回転するたびに、カシャッという音と共に、映像がパッと変わるのが、何ともいえず心地よい万華鏡です。
写真では写りきれていませんが、実際には眼のすぐ前までこの青の陰影が見えます。これは、ミラーシステムの第3面をオープンにするか、光を透過する素材を使っているからかと思います。先端部だけでなく、筒全体から光が入っていて、筒の回転により、ミラーシステムへの光の入り込み方が異なるからでしょうか、青だけでなくほかの色も時々見えてきます。素敵な演出効果です。
写真では写りきれていませんが、実際には眼のすぐ前までこの青の陰影が見えます。これは、ミラーシステムの第3面をオープンにするか、光を透過する素材を使っているからかと思います。先端部だけでなく、筒全体から光が入っていて、筒の回転により、ミラーシステムへの光の入り込み方が異なるからでしょうか、青だけでなくほかの色も時々見えてきます。素敵な演出効果です。