秋を感じるコーキー・ウィークスの万華鏡を紹介したいと思います。ボディーに巻いてあるのは渋いゴールドに黒や茶色の陰影がデザインされた落ち着いた雰囲気の厚めの紙です。「Times Two 」（２倍する）というシリーズですが、そのタイトルの由来はオブジェクトセルが２段に別れ、表と裏の両面に、それぞれ異なった素材のオブジェクトが入っていて、向きを変えてつけ替えて楽しむことができることによります。ちょっと引っ張ればセルがはずれ、またちょっと押し込むときちっとはまるようになっていて、しかも回転も大変スムーズなところは、よく考えられた仕組みだと改めて思いました。セルのひとつの面にはゴールドやグリーンの葉が、もうひとつの面には、色鮮やかな、太さの違うカラーワイヤーを巻いたものがオブジェクトになっています。これらのオブジェクトの選び方もコーキーさんらしいものです。この万華鏡はお洒落なゴールドの蓋と、セルを載せるゴールドの輪の台が付いていて飾った姿も美しいです。
