この水色のセラミック製の万華鏡はKDスコープ工房のケン&ドリー・ウィルホイット夫妻の作品です。ウィルホイット夫妻は1993年頃から万華鏡を製作しており、アルミニウム、真鍮、ステンレスを使ったスマートな作品で知られていますが、2005年から新しい方向性としてセラミックを素材とした万華鏡を作っています。セルの部分にはアルミニウムが使われており、スムーズに回転します。セラミック素材は色、デザインなど自由な広がりを期待でき、すでに5-6種類が作られていますが、それぞれのテーマに合わせて、ミラーシステムやオブジェクトの選択がなされています。このアクセントになっている金色の燭台は、メノラーといってユダヤ教の儀式に使われるもので、ユダヤ教の象徴的な道具だそうです。アメリカは多民族、多文化の世界ですが、ユダヤ教にまつわるアート作品も多く、このようにシンボルとして使われることがよくあります。
この万華鏡の特徴はオイルセルの背景の部分が青く透明になっていることで、光を通して2ミラー6ポイントの青く輝く映像を生み出すところです。水色の筒の色とよく合ってきれいです。この作品の名前はHoy Veyといいますが、友人のあるギャラリーのオーナーの名前から名づけたそうです。
この万華鏡の特徴はオイルセルの背景の部分が青く透明になっていることで、光を通して2ミラー6ポイントの青く輝く映像を生み出すところです。水色の筒の色とよく合ってきれいです。この作品の名前はHoy Veyといいますが、友人のあるギャラリーのオーナーの名前から名づけたそうです。