俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月11日(火)

2011-10-11 13:27:53 | Weblog
★鵙の声青空あればどこからも  正子
秋を告げる鳥といわれる鵙には青空が似合います。活気ある鳴き声が澄んだ空のあちらこちらから聞こえ、縄張りの確保に余念がないのかも知れません。(小川和子)

○今日の俳句
手折りきし穂芒水にはや長ける/小川和子
「水にはや長ける」の新鮮な感覚がよい。穂芒を折取ってきて、つややかな穂をめでているまもなく、長けてしまった。「水に」がさりげなさと、透明感を出している。(高橋正子)

◇生活する花たち「酔芙蓉・野牡丹・紫式部」(横浜日吉本町)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする