俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月1日(土)

2011-10-01 09:14:45 | Weblog
★円盤の刃に秋草のきらきら散る  正子
雑草を刈るための円盤でしょうのに、四方に散り放たれる秋草の、光り輝く姿を美しく捉えることもできるのですね。美の驚きを見つけることのできる深く、広い感性を、私も少しでも見習うことができたらと思います。(小西 宏)

○今日の俳句
山裾まで芒原ゆれ日の傾く/小西 宏
山裾までの茫洋とした芒原が風にゆれて日が傾く。心の内にさびしさの湧く美しい景色である。(高橋正子)

○イギリス・俳句の旅最終日9月26日(月)
 帰国
昨日25日(日)午後1時45分(日本時間午後9時45分)発のヴァージン・アトランティック航空0900便に搭乗し、ロンドン・ヒースロー空港を離陸、帰国の途へ。
 日本時間午前9時30分、成田国際空港着。所要時間11時間45分。

  ロンドン・キュウガーデン
 睡蓮の花いろいろに水を出る  正子

 日本時間の26日に、予定より少し早く成田に着き、午後1時前に自宅に帰りました。今年のイングランドの秋は、温かく、傘、レインコートを使うことなく、晴れた日に恵まれました。チェスターではアン王女に、大英博物館ではキャメロン首相の一家の姿も見ましたので、ラッキーな旅でした。俳句と写真はこれから追々整理してゆくつもりです。ともかくも、無事帰国したことをご報告します。 

◇生活する花たち:ロンドン・キュウガーデン

コメント (4)
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