俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月8日(土)

2011-10-08 13:22:54 | Weblog
★朝はまだ木犀の香のつめたかり  正子
香りがつめたい、という表現が新鮮です。朝、戸外へ出て真っ先に木犀の香りがした、肌に当たる空気の冷たさ、それが蘇ってきます。(多田有花)

○今日の俳句
茶の花の咲けば古刹の秋深し/多田有花
茶の花が咲きだして、いよいよ古刹に秋が深まった。古刹の静寂に季節は一足先へ進んでいるよである。(高橋正子)

◇生活する花たち「やぶ蘭・トレニア・鬼灯」(横浜四季の森公園)

コメント (1)
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