
黒潮が、九州から離れているようだ。
昨年の今頃は、本鰹やハガツオ、マグロがナブラを見せていた。
また、ジグにも盛んにヒットしていた。
今年は、未だ本格的なナブラを見ていない。
本来なら、船仲間から集まってくる情報の中に、ハガツオの情報が沢山あって良い時期の筈。
しかし、小型のハガツオがポツポツと一時期ヒットしたくらいで、後が続かない。
鹿児島の佐多岬では、ハガツオが連発していると話は聞いている。
実際には現地に行っていないが、釣りに行かれた方からの情報の提供を受けている。
「羨ましい」と言うのが本音だ。
この海上保安庁の黒潮の流れを見ると、種子島アタリから宮崎を離れて流れているようだ。
黒潮の接岸は、釣りに多いに影響する。
去年の今の時期に、5キロクラスのマグロがヒットしている。
この時の、マグロのナブラは実に壮観だった。

この水温表を見ると、油津沖アタリは27度位になっているようだ。
夏の水温としては、釣りやすい水温ではないかと思っている。
表面水温がこの温度なら、海底付近は20度くらいだろうか。
水深にも寄ると思われるが、70メートルくらいの水深では、此くらいだろうか。
魚の食指が動く水温では、ないだろうか。
黒潮に最も近い都井岬アタリでは、時折、ハガツオの話は聞く事がある。
大島周辺では夜釣りでも、余りはガツオの釣果が有るような話は、聞いていない。
早く、黒潮が良い潮を運んできて欲しいものだ。