釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月3日 久し振り、気持ちいいね

2016年02月03日 | 日記
「海風が気持ちいいですね」

久し振りに、足を運んでいただいた久家さん。

一つテンヤで、昨年は型の良い鯛を釣り上げた。

「今日は釣れますかね?」

「きっと釣れるよ」

水深38メートルの浅場から、攻めて行く。

風は北西が吹いているが、そんなに強くなく「底取りが楽に出来ます」と風は苦にならない。

魚探に映るベイトの影は、不規則な形をしていて、何かがいそうな予感がする。

「来た」



本日最初のアタリはアラカブだった。

「これ、唐揚げが美味しいですよね」

お日様を隠していた雲も取れて、朝日が海に反射して気持ち良い。



「着底と同時に、何かが当たってきます」

竿先を見ていると、何かがググーッと押さえ込んでいくのが分かる。

久家さんが、大きく合わせを入れた。

ジジーッとドラッグ音が鳴り響き、ラインが出ていく。



「鯛が来ました!」

一つテンヤの竿が、気持ち良く曲がっている。



無事タモに治まったのは、2キロクラスの真鯛。

「鯛を釣るのは久し振り、気持ちいいですね」

今年初めての、一つテンヤでの鯛の釣果に、良い笑顔だ。

「今年の、初船釣りの出足は良いね」

久家さんの嬉しそうな笑顔を見ていると、私も嬉しくなる。

この頃になると風が真西になり、潮も上り潮がハッキリしてきた。

潮が変わって、直ぐにアタリが来た。



上がってきたのは、オオモンハタ。

「このオオモンハタの美味しい料理法を聞いてきたんですよ」

どんな料理法なのか、どんな味になるのか楽しみだ。

アタリは、次々と出てくる。

その中で、アラカブが続けて上がってくる。



釣り上げたアラカブは、殆どが卵を抱いていて、船縁に卵が落ちてくる。

「今が産卵期なんだね」

「アラカブの卵って、初めて見た気がする」

満潮の潮止まりが、近くなってきた。

「ポイントを変えようか」

「船からのメジナ釣りのポイントって、何処になるのですか」

「この先の鵜戸神宮の近くだよ」

「興味があるんですよ」

「じゃ、ポイントを見に行きますか」

掛かり釣りのポイントへ、船を走らせる

「底根が荒いし、水深も急に深くなったり、浅くなったり凄いでしょう」

「ここなら、メジナが沢山釣れそうですね」

「尾長も釣れるよ」

「今度、一度お願いしたいと思っています」

「天気を見て、やって見ようよ」

次の挑戦は、掛かり釣りのメジナかな。

再度、ポイントを変えて一つテンヤに集中する。

風が北東に変わって、少し波が出てきた。

「来た!」



竿が大きく曲がり、竿先が海面に突っ込んでいる。

久家さんが、慌ててドラッグを調整する。

徐々にラインを巻き取っていくむ。

海面に姿を見せたのは、予想外のへ鯛。



「真鯛かと思ったのに…」

外道のへ鯛に、チョットがっかりした様子。

「でも、今日は真鯛も釣れたし出足良いし、久し振りの一つテンヤも気持ちよかったね」

「そうですね。穏やかな海だったし、気持ちよかったですね」

締めも真鯛とは行かなかったが、気持ちよく帰港した。

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