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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月17日 釣果を求めて

2019年02月17日 | 日記
今日の波は、三角波になっていた。

北西の風に、北東からの波長のやや短いウネリ。

時折、船が持ち上がる格好になって、少し竿を出しづらい。

岸方向からの白波も、段々高くなってくる状況。



しかし、船の回りでは、少し離れたところに、何かのナブラが立っている。

ナブラが起きる直前に、田代さんにアタリが来た。





スボタカツオがヒット。

「あのナブラは、スボタのナブラですね」

ナブラの回りには、カツオ鳥も飛び回っている。

波で船が揺れる中、東原さんにもアタリが来た。





ガンゾウヒラメは、今が産卵期の筈。


段々と、北西の風が強くなり始めたところで、ポイントを移動する。

移動しながら、潮の色等を確認。

潮色は、青みが深くそんなに悪い感じではない。

動きはどうだろうか。

鯛ラバの仕掛けが真下に入っていく。

上下ともに潮の動きが、イマイチ良くない。

せめて、下潮だけでも動きが有れば、魚のヒット率は上がると思うのだが…。

海底から、少し浮き上がってベイト反応が出ている。

その中をせめるように、仕掛けを入れていく。





田代さんにウッカリカサゴ、東原さんにアヤメカサゴがヒットしてきた。

なかなか、重量感のあるアタリに繋がらない。


船首で竿を出している村山さんにアタリが来た。



なかなか良い感じのアタリのようだ。

時折、良い走りを見せている。



上がってきたのは、ワニゴチ。

久し振りの、コチの釣果だ。

東原さんに、コンスタントにアタリが来ている。







ウッカリカサゴ、ガンゾウヒラメが続けてヒットしてきた。

アタリは、確実に上げている東原さんだ。


村山さんに、強いアタリが来た。



「真鯛やね」

竿先を叩く、真鯛独特のアタリが来ている。

ゆっくりと慎重に巻き上げていく。



49センチ、1.5キロの雌の真鯛。

神経締めをすると、綺麗なピンク色になった。


この直ぐ後に、村山さんに又しても、真鯛と思われる強いアタリが来た。



ドラッグ音が鳴り、ラインが出ていく。

その走りに耐えながら、ラインを巻き上げていたのだが…。

惜しくも、針はずれ。

近くで竿を出していた仲間達も、やはり針はずれで逃がしたとの話だった。

潮の動きがハッキリしない分、食い込みもイマイチ良くないのだろう。

風が北西から東に変わり、今度は南東に回ってきた。

船を戻して、ポイントの真上を通るようにする。

納竿前のこの時、村山さんにチョットしたドラマが待っていた。



「何か、来ました。瀬掛かりではないです」

獲物が真下に突っ込む。

10メートル巻き上げて、20メートル近く走られる。

これを繰り返すこと、15分近く。



獲物は、相変わらず真下に突っ込んでいる。

「疲れた…」

竿とラインを直線にした縦引きで、獲物を浮かしに掛かる。

「何か見えてきました」



「ハンマーヘッドや」

その姿をいち早く確認した東原さんの声。

「ええっー…」

一気に力が抜けてしまった。

ハンマーヘッドは、針を切って船には上げずに海に帰した。


期待した最後のドラマは、皆さんの笑いで終わった。

その後は、南東の風が徐々に強くなってきた事もあり帰港した。

2月16日 強風を予測しながら

2019年02月17日 | 日記
朝まで、雨が残るつもりで、ゆっくりしていた。

7時過ぎに、塩田さんが到着。

「少しウネリが残ってますね。風も、吹いて居るみたいですね」

船着き場でも、北寄りの風が空いている。

「風が強くなるかも知れませんね」

強風を予測しながらの出船になった。



大島の北側の岩場も、猪崎鼻の岩場にも、波長の長いウネリが打ち寄せ、波飛沫が上がっていた。

沖合のポイントは、無理と判断して、比較的近場から攻めていく事にした。

「以外と、反応がありますよ」

船を流し始めると、西風に押されて、0.8ノットくらいで北東に流されていく。

仕掛けを入れて、一投目。

「来た。来ました」



塩田さんにアタリが来た。

「落として直ぐに、アタリが来ましたね」



57センチ、2.2キロの真鯛が上がってきた。

「良い出足になりましたね」と、笑顔になる。

二流し目に入って、直ぐに強いアタリが来た。



ラインが引き出される。

走りが止まると、直ぐに巻きに掛かるが、又、直ぐに走り出す。

ゆっくりと、巻き上げる途中で、針が外れてしまった。

大物の引きを感じただけに、残念…。

しかし、次のアタリは直ぐに来た。

「ホール中に来ました」



良型のアイブリが上がってきた。

「珍しい魚が来ましたね」

アイブリは、去年の2月以来なので一年ぶりになる。



少しコースを変えて、3流し目に入る。

風が、少しずつ北西に変わり始めた。

潟方向からの白波も目立つようになってきた。

「余り、長い時間は出来ないかも…」

気合いを入れ直して、仕掛けを落としていく。



「来ました」

竿が、大きく曲がる。

大物を予測したが、後の引きが続かない。

獲物が上がってくるのを待つ。



良型のアオハタが上がってきた。

良型のアオハタに、塩田さんも笑顔になる。

「ポイントを変えましょうか」

暫く、このポイントを明けることにした。


次のポイントに移動する間、魚探を見ていると「良い感じの反応」が出てくる。


仕掛けを入れると、ホール中にアタリが来る。

スボタが上がってきた。

次のアタリは、鯛ラバの8号リーダーを切っていった。

切られたリーダーが、ザラザラしていた。

正体が知りたかった。

仕掛けを新しくして、魚探に出ているベイト反応目掛けて仕掛けを入れていく。



良型の、ガンゾウヒラメが上がってきた。


次に、移動しようと考えていたところには、漁師さんの延縄が入っていた。

「ここは、流せませんね」

「どのポイントに入るか」と、沖合に目をやる。

しかし、北西の風が少しずつ強まってきている。

「浅場に入って、そこから流してみましょうか」

風除けにもなると、判断して浅場に入る。

海底付近に、うっすらとベイト反応が出ている。

しかし、今度は潮全体が動かなくなってきた。

仕掛けが、真下に入るようになってきたる

干潮を過ぎて、満潮の潮が動いているはずだけど…。

潮が動かないときには、少しは強い風が頼りになる。

強い、北西の風に押されながら流していく。


「来ました」



漸くアタリを捕らえることが出来た。

「余り引きがないですね」



上がってきたのは、アオハタ。

「良い感じのアオハタですね」

ポツポツだが、アタリは出てきた。

ガンゾウヒラメに、カイワリと上がってきた。

しかし、潮が動かなくなると、真鯛のアタリも出なくなる。

「潮が動かないと、本命は出てきませんね」


「今日は、少し早く上がりましょう」

動かなくなった潮に、見切りを付けて帰港することにした。