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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月14日 濁った潮に苦戦

2017年05月14日 | 日記
ポイントを目指して走る途中、昨日からの海の濁りが気になった。

「まだ、濁りが残ってますね」

「潮が菜っ葉色して、透明感が有りませんね」

スタートとしては、最悪に近い感じの潮になっている。

それでも、走行途中に大きなベイトの固まりに遭遇する。

「凄いベイトですね」

「ちょっと、やってみましょう」

塩田さん、矢越さん、Bさんが一斉に竿を出す。

直ぐに、Bさんにアタリが来た。



良型の真鰺だ。

「この型の真鰺なら、嬉しいですね」

すると、今度は矢越さんにアタリ。





これも、良型の真鰺だ。

「このベイトの固まりは、真鰺の群かも知れませんね」

又しても、Bさんにアタリが来た。





今度は、ニベだった。

「海が濁っているから、浮いてくるまで魚が見えませんね。走りは真鯛かと思いました」

ちょっぴり残念そうだ。

ベイトの正体を確認したところで、目指していたポイントへ移動する。

ここで、最初のヒットは塩田さんに来た。





竿先をゴンゴンと叩き「おっ、真鯛か」と期待を持たせてくれて正体は、レンコ鯛。

「レンコにしては、良型かな」

次のアタリも塩田さんに来た。



上がってきたのは、良型の真鰺。

「鰺が型が良い」と、嬉しそうだ。

「何か来たけど、全然引かない。ただ重いだけ」

矢越さんが、釣り上げた魚は、良型のアヤメカサゴ。





「良い型のカサゴですね」

「刺身が取れますね」

「味噌汁が美味しいと思うよ」

釣った魚は美味しく頂く、釣り人の基本の一つかな。

ここから、暫くはレンコ鯛と良型の真鰺が3人に連続ヒットしてくる。









「真鯛が来ないですね」

潮が下り潮で、前日の雨の影響で濁りが入り、海面には沢山のゴミが浮いている。

潮の状況としては、決して良くない。

潮の流れも、0.5ノット前後と動きはイマイチすっきりしない。

そんな中で塩田さん、矢越さん、Bさんが釣果を上げていく。

「真鯛が来ると嬉しいのだけど…」

本命を求めて、ポイントを移動する。

移動したポイントで、最初のヒットは矢越さん。



アヤメカサゴと真鰺のダブルヒット。

「美味しい魚がダブルは、嬉しいですね」

塩田さんにアタリが来た。

「なんか、今までの引きとチョット違う感じがする」



上がってきたのは、良型のイサキ。

「おっ、イサキだ」と、塩田さんも嬉しそうだ。

Bさんにも、矢越さんにもヒット。

Bさんにはウミゴイが、矢越さんには、アヤメカサゴが来た。



どうしても、本命のアタリが来ないこともあり、ポイントを古い魚礁回りを中心に移動していく。

しかし、南東の風が段々と強くなり、白波が立ち始めた。

「前回、真鯛が出たポイントへ行きましょう」

南東の風を警戒して、少し浅場に移動する。

「微妙な感じのベイトですが、やってみましょう」

塩田さんとBさんが鯛ラバで、矢越さんがジギングで攻めていく。

南東の風が益々強くなり、時折船が大きく揺れる。

「来た!」

矢越さんの竿が、いきなり海面に突き刺さる。



「ゆっくり、瀬に持って行かれない様に」

塩田さんも、Bさんも応援に回る。

魚の走りが止まらない。

ドラッグ音が響き、ラインが出ていく。

「よしっ、止まった」

なかなか浮いてこない獲物の走りを溜めていた時「あっ!外れた…」

「切れたの?」

「いや、ジグは着いている」

回収したジグを見ると、真鯛と思われる魚の鱗が針に着いていた。



「ドテ腹に針が掛かって居たのかも知れませんね」

「取れたと思ったけどな…残念」

口惜しい重いが残った。

しかし、この後南東の風が益々強くなり、帰港することにした。



「残念ですけど、帰りましょう」

「次、取りましょう」

南東の風に押される様に、帰港した。