カワセミ撮りにはまってしまい、延び延びになっていたコンデジ用遅延ストロボシステムの検証ですが、ようやく実施することができました。
このストロボには、コンデジのレリーズタイムラグだけ発光を遅らせる遅延回路が組み込んであります。(回路図など詳細は1月の記事に掲載してあります)
外観はこんなです
押せば光ってシンクロするという性質から、昆虫の飛翔シーンの撮影に最適なのですが、CSマウント化改造したZ850のシャッター速度が上の方で数値ほどあがっていないことが判明。これ、別物のシャッターユニットを組み込んだのが原因だと思われます。シャッター最高速度の1/1600秒でシンクロさせたかったのですが、1/500秒が上限といったところでしょうか。
ストロボで切り取るという効果を上げるため、3段減光のNDフィルター(フィルム状フィルター)を入れてみました。
撮影データ: カメラ:CASIO EX-Z850 (CSマウント化改造)
レンズ:Computar 3.6mm F1.6(CSマウントレンズ)
ss 1/500秒 絞り:適宜 自作遅延ストロボ(ツインフラッシュ仕様)
手持ちノーファインダー撮影 撮影距離3~10cm 画像補正
ノートリ画像
以下すべてトリミングしてます
CASIO EX-Z850 のレリーズタイムラグは0.005秒です。RICOH Caplio R1vの0.003秒よりは遅いのですが、十分速い速度です。絞り付きの単焦点レンズを使えますので、画質はズームコンデジのR1vより上だと思います。