こちらはニコンD500（＆300mm F5.6ズーム）による合成画像サンプルです。上手い具合に樹木があり、合成ポイントを見つけることができました。
画像：左：水面に突入時の約0.2秒前～0.1秒前までの合成画像。右：水面突入時の約0.1秒前～水面突入寸前の合成画像です。
左：コマ間（0.1秒間）に全長の約3倍落下していました。コアジサシの全長を28cmとするとこの間の落下距離は84cm。この区間の落下速度（平均速度）は8.4m/秒（≒30km/時）でした。
右：コマ間（0.1秒間）に全長の3.4倍落下していることから、この間の落下距離はは95cm。落下速度（平均速度）は9.5m/秒（≒35km/時）でした。この数値は突入前0.1秒間の平均速度であって、突入寸前の瞬間速度ではありません。しかし、前回の例を参考にすると、「途中で等速になっている」もしくは「加速度が落ちている」と推測されますので、突入寸前の瞬間速度も平均速度に比べ極端に速いわけではなく、「せいぜい36～37km/時」というのがジジイの考えです。