改造ジジイOLD

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AF-S NIKKOR 55-200 玉抜き

2016-01-08 21:28:01 | 改造カメラ

今回はボーグのフォーカシングユニットとして全玉抜きのAF-S NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G(VRなしのタイプ)を使ってみました。

全分解してから内部レンズを除去したのですが、カムの構造が想像以上に複雑で、パズルを解くのに2日かかってしまいました。

このレンズはVRなしのタイプです。鏡筒が細いのでボーグのドロチューブ内に納まります。

DX(APS-C)専用レンズなのでフルサイズでけられるのは仕方ないのですが、DXモードでも周辺光量落ちがみられました(ボーグ77EDⅡ ケンコーACクローズアップレンズNo.2使用の場合)。そこで、上画像右のようにマウント内側のモールドの径を広げました。

以下、カメラ:ニコンD750  対物レンズ:ボーグ77EDⅡ  フォーカシングレンズ:ケンコーACクローズアップレンズNo.2 を使用したサンプルです。

ISO800  1/4000秒

場所は、前回、白変種のカワウを撮った公園の池です。夕方、続々と飛んできますので、機材テストにはうってつけです。

白いやつが来るのを期待したのですが、どうも塒をかえてしまったようで、今回はテスト撮影のみで終了です。

ISO800  1/4000秒

ISO1600  1/1000秒

ISO1600  1/1600秒

ISO1600   1/1250秒

                           

ISO800  1/4000秒     ISO1600  1/1600秒      ISO1600   1/1250秒

 

撮影データ

カメラ:ニコンD750    対物レンズ:ボーグ77EDⅡ 510mm F6.6  

フォーカシングレンズ:ケンコーACクローズアップレンズNO.2(ニコンAF-S NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G改により駆動) 

合成焦点距離、F値:420mm F5.5(推定)      ISO:800~1600     絞り優先AE   絞り:開放(推定約F5.5) 露出補正±0

マニュアル露出(ISO1600 1/1600秒~1/1250秒)   手持ち   トリミング&リサイズ   画像補正 

撮影機材

テスト撮影以前にオートフォーカスが遅いのはわかっていましたが、テストしてみてやっぱり遅いと思いました。レンズ内モーターで静かですし、オートフォーカスの精度自体は高いだけに残念です。