ホウジャクはホバるので、なんとか撮れますが、「飛び」撮りですのでそれなりに難しいです。ホウジャクの「ホバ」を、もっと簡単に撮れないものかと思い、連射に対応する大型ストロボ、ミノルタ5400HSをツインフラッシュ化してみました。
単灯式と比べ、ツインフラッシュは、1灯あたりの発光時間を短くできるというメリットがあります。
シンクロ接点を汎用タイプにして、発光部を引き出す改造ですが・・・
最初、単純に発光部だけ引き出してみたところ、発光量を調節できず、常にフル発光状態となってしまいました
。
このストロボの場合、発光部付近に光センサらしきものがあり、発光信号をフィードバックすることで発光量を制御しているようでしたので、 このセンサも引き出してツイン化した発光部の一方に取り付けました。
オリンパスOM-D E-M1にセットするとこんな感じです。(レンズはMicro-NIKKOR 55mm F3.5)
頭デカ過ぎですが、10枚/秒のフラッシュ連射が可能
以下、上のセットによるサンプル画像です。
サンプル画像は日陰で撮影したものですが、OM-D E-M1のストロボ同調速度は1/320秒ということで、 太陽光線下では、ISO=LOW(ISO100相当) 絞り=F8 (NDフィルター無し)という条件でも外光を拾ってしまい、翅を止めることはできませんでした
奥が深いです。
とりあえず、改造ストロボのの出来は納得できるものでしたのでよかったです。
ちなみに使用レンズのMicro-NIKKOR 55mm F3.5 は40年前のレンズです。
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撮影データ:
カメラ:オリンパスOM-D E-M1 レンズ:ニコンMicro-NIKKOR 55mm F3.5 (110mm相当)
ISO100相当 絞りF8 改造ストロボ(ツインフラッシュ)使用 ストロボ同調速度1/250秒 光量設定1/32
手持ち トリミング&リサイズ 画像補正