コーワ&ボーグ合体スコープでデジスコ撮影をするため、コンデジを改造してみました。
スコープの接眼レンズは15倍(Φ60鏡筒使用時)なのですが、けられを生じにくいという点から、ベースコンデジには3倍ズーム機のサンヨーDSC-X1250を使用しました。
改造箇所は、スコープ接続用アダプタの取り付けとレリーズ化改造の2箇所です。
アダプタはコンデジのフロントカバーの裏側からネジで固定してあります。材料は塩ビ管の継ぎ手です。スコープ側は、塩ビの内面を削り、接眼レンズの外径にあわせてあります。
レリーズ用の電線は、いつも通り、シャッタースイッチの基板半田付け箇所から引き出しました。
先玉に45EDⅡを使用した場合、けられを生じない範囲で約1000 ~2000mm相当の画角となります。
以下、作例です。
上二枚はズーム50%(約1400mm相当)で撮ったもの、一番下はフルズーム(光学3倍、2100mm相当)で撮ったものです。トリミング&補正を加えています。
撮影データ:スコープ:コーワ&ボーグ合体スコープ(対物レンズ45EDⅡ)
カメラ : SANYO DSC-X1250 ISO64 プログラムオート
ズーミングを抑えた画像のほうが、多少ましですが、何れにせよ、解像感に乏しい結果となりました。光軸が合っていないのが原因のひとつと考えられます。
スコープ単体では、鮮明に見えていたのですが、いざ、デジスコとなると一筋縄ではいかないですね。