古いコーワのスコープにボーグの対物レンズを付けてみました。
もとのスコープです。(ダットサイトは後付けです。)
スコープのプリズムケースから鏡筒を外してみると、偶然にも、ボーグのカメラマウント(49.8mmメス)がプリズムケースにねじ込めることが判明しました。
そこで、手持ちパーツの中から、ボーグのキャノンFDマウントとケンコーのM57延長筒を使ってM49.8 (メス)→M57(オス)変換アダプタを作ってみました。
M57延長筒のメス側のネジ山を少し削り、ここに、ズビゴットリングをはずした状態のボーグのFDマウントを押し込んだ構造になってます。
左:プリズムケース 右:自作したM49.8(メス)→ M57(オス)変換アダプタ
M57変換後はボーグパーツを使って組み立てるだけです。
先玉を71FLにするとこのようになりました。
ボーグのヘリコイドも組み込みましたので、ダブルフォーカシング式になっています。
プリズムケースの底に三脚座があるにはあるのですが、71FL使用ではフロントヘビーとなってしまいます。そこで、重量バランスを取れるよう、鏡筒バンド式の三脚座を付けました。
先玉を45EDⅡにした状態
先が軽いので、プリズムケース底の三脚座が使えます。使い勝手はかなりいいです。