坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

神経がない

2007-02-23 17:07:17 | エッセイ
こうしろ、とか、やりなさいと言われたら、絶対に死んでもやりません。
聖徳太子のように,一度に何人もの話を聞いて理解するとか
何か二つ以上のことを同時にするのは、ものすごく不得意なのだが
同じ場所にいて、うちは同じことができる夫婦なんです。イエイ(何者だ?)

例えば、歌ってる旦那がいても、すぐそばで違う歌を歌っていられる。
しかも、こちらも気分がいいし、あちらも気分がよさそうだ。
たいしたことじゃあないが、人の気分を害さずに、自分だって気分がいい。

ということは、理屈抜きにプラスにプラス足したら、いつだってプラスです。
無神経さも重なってさえいれば、別に大丈夫なんだという喩え
まあ、二倍おいしいなら、結果オーライといきましょうといった感じか。

子供だったり、大人だったり、子供みたいな大人が、次々に家族会員となり
ある日のほんの一瞬まで、まったく見ず知らずの他人の存在からスタートして
オリジナルな絵を彩っていくのって、とても奥深いことだと改めて思う。

(補足)族とは、一定の身分や範囲を形づくる同種類のもの。同類の仲間。



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足し算より引き算

2007-02-21 11:39:38 | エッセイ
い~つのことだか思い出してごらん、あんなことこんなことあ~ったでしょ♪
いつ、だれと、どこでの出来事や映像は、意外と覚えているものなのだけど
そのとき感じていたはずの自分の気持ちを、思い出す作業がないと忘れがち。

初めてのときのイメージと、経験を経てみた今とにズレがあったりすると
じっくりと引き出しを開けて、気持ちと比べたり、重ね合わせてみたりする
あえて先に先にいかない意識、これもまたいろんな味わいのある人生の選択。

悲しむことなかれ、よくもわるくも人は忘れながら生きていく
いろんな日があっても、全部を捨てたら自分ではなくなってしまうから
いつまでも、心にある引き出しに大切に残してしまう生き物なのだ。

いっそのこと、未来のひとのいいとこと、昔のひとのいいとこを
足して3で割っちゃったくらいの暮らしで、十分なのかもしれない。
そして肝心なのは、初心を忘るるるべからずを忘るるべからず。
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矢印シンドローム

2007-02-20 17:36:37 | エッセイ
自称方向音痴のわたくし、このたび地図を卒業することにしました!
いつものごとく動物園で道に迷い、さーてと地図を広げてみたのだが
行儀よく折り畳まれたこの地図、ないない、探せど探せど現在地がない。

地図の看板の赤い矢印には、何度となく助けてもらったというのに
そうだ、この入り口でもらう地図には現在地が書いてないんだっけ
不安な気持ちのまま歩く。持ってた地図にうかつにも期待してしまった。
といっても、怒る矛先がないものだから、ローテクな地図を捨てる。

さようなら地図。今のあなたはわたしの必要としていたあなたじゃあない。
動物親子の写真が、気のせいか涙でかすんで見えてきた。
迷っても平気だよ的な笑顔で係りの人は、渡してくれたというのに

地図記号みたいな動物スタンプが、迷路の絵の至る所に押してある。
なにこれ、ただの紙キレじゃん。。紙キレじゃん。。紙キレじゃん。。
もうわたし、現在地の書いてない地図はいりません運動を始める。


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かんぱーい♪

2007-02-09 01:32:23 | エッセイ
わたしが言っているのは、乾杯のほうではなくて、完敗のほうだけど。。
友達の結婚式に付けてこうと思って借りたウィッグを、かぶってみた。
ぷっ、想像してた図よりもはるかに似合わない、いい女風のカールつけ毛。
しいて言えば、昔のうちのオカアちゃんに瓜二つ。。改めてそう思う私の顔。
まあ、スッピンだし、部屋着だし、お試しだし、、とか傷つかないで済む
言い訳オンパレードを自分にあれこれ言って、なぐさめる。元気だせ、私。
鏡に寄ってみたり、遠くに離れてみたり、目を細めたりイロイロしたけど
やっぱり後ろ姿は、文句無しにいい女風、横から見ると少し変わった女の人
前から見るとただのオバちゃんだーーー。それもちょろっと哀愁も漂う。
なぜ?(涙目)そう、わたしは今日ズラに負けた。それもいきなり完敗。
ズラよ、DNA検査をする手間を省かせてくれて、どうもありがとう!!!
嗚呼そこまでハッキリ勝負がわかると、むしろ気持ちいいもんね(強がり)
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緊急回避ボタン

2007-02-07 09:53:35 | エッセイ
わたし長いこと変化がない。同じものを持って、同じものを着ているから
年老いても、実はなんも成長してないんじゃないかと、不安に思う時もある。
確かに10代も、20代も、30代もこれといって、着てるものに変化なし。
物に対して特別な思い入れがあるとか、人より大切にするってこともなし。

ということは、わりと無頓着ゆえに、恐ろしく昔に買った服を着ているかも。
好きなアイテムやデザインが、そもそも1ミリも変わってないんだろう。
マンネリしないように、新しくなにかを買い足してあがいたところで
結局同じようなのを選んでしまう気がする。いや確実にそんな予感がする。

新しくなっても、変わるという動きが何も起こってないとしたら、十分古い。
新しいのに古い、古いのに新しい、、じゃあ結局どっちでもいいじゃないか!
まあ同じ場所にいたらいたで、流行というのはものすごいスピードで変わる分
たまたま好きなものが、たまたま流行と重なる時間もあったりするわけだから
時代の流れの関係ないところにじっとしているのも、そんなに悪くはない。

このまんまいくと40、50、60とずうっと同じ服?それって危険!!
なにかのスイッチをオン!これで年に相じて進化してい、、くわけはない。
古いとは、十代くらい受け継がれて、伝えられたって意味?
でも、寝転ぶと叶になって、10回/1日、口に出したら何でも願いが叶う?


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青い春

2007-02-05 10:32:22 | エッセイ
青春(あお)ってのは、その気になればいつまでだって続きそうな勢いだけど
朱夏(あか)って言葉がちゃんとあって、そのあと人生の実りを収穫する
熟年期が白秋(しろ)でもって、さらにその後を玄冬(くろ)の時代らしい。
ある日いきなり色が変わるんじゃなくて、薄くなったり濃くなったりしながら
緑よりの青になったり、赤が混じって紫だっりする時代があったりして
一回潔く白くなって、いろんな可能性も魅力も全部詰まった黒になるだなんて
ふむふむ、なるほど青春時代が過ぎても、ずっと素敵なカラーが続いてくのね
季節と人のつながりは、今に始まった事ではないと思うのだけれど
いまにもこの香ってきそうな、素敵な表現方法を見つけた人に乾杯!
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一心同体新芽隊

2007-02-04 08:51:07 | エッセイ
なんの仕掛けもなさそうな一粒の種から、双葉がでてくるあの瞬間の生命力
スプラウト、初めて聞いたときには、頭になにも思い浮かばなかったけれども
最近じゃずいぶんと言葉にもなじみ、わたし最近この新芽という響きに夢中。

土も太陽もなくて、鳥も花もない水だけの限界ギリギリな場所でさえも
あんなににょきにょきと、一生懸命にそれも一斉に生えてくるスプラウトくん
前向きなんだか、ちょっぴり頭が弱いのか、とにかく無鉄砲で憎めないやつ 。

たかがもやし、されど、もやしっ子、ただのもやしじゃんとあなどるなかれ
サバイバルしてきたと思ったら、なんだかもやしの顔も勇ましく見えてきた。
おまけに、味も抜群で、みんなのお財布にもやさしい人情ものときていたら
あなた、すばらしいことずくめじゃあーりませんか。もう言う事ありません。

もやし、貝割れ、アルファルファに、ブロッコリースプラウトに発芽玄米
とりあえず、いろんな魅力が満載のスプラウトくんが、豪華勢揃い。
わたしめは芽という芽に目がないのだ(字にしてもなんのこっちゃ)

でも同じ新芽なのに、じゃがいもの芽だけ憎まれ者っつうのはどうして?
以外と簡単に栽培できるらしいので、久しぶりにあの感動ができるかと思うと
今からワクワクしている。我らの新芽隊、ファミリーにようこそ!
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ポケットの中には

2007-02-01 09:43:33 | エッセイ
好きなんです。好きになるのに、特別に理由なんてなくたっていい
ありがとうも、ごめんね、おはようも。毎日いろんな相手に使うものだから

だからこそ、真空パックになる袋に入れて、お洒落に持ち歩いたり
キャンペーンのような、うまい宣伝文句のように印刷して配ったりせず

朝起きたら無造作に、あっちのポケット、こっちのポケットに入れて
ああこれね~、忘れてたわと、しわくちゃのハンカチのように出して

その人への想いを、ほんのちょこっと足して、丸めてみたら
なんでもないものになった、あげるわ~そんな感じのが気に入ってる。

ただ、この場合、ポケットをたたいて、どんどん増えてくのはちょっと困る。
でもみんながみんなそうだったら、ちょっと毎日が楽しくなりそうだ。
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