一切合切

どうしてそんな気持ちでいるのか、一体どんなことをわたしに伝えようとしてるのか

それやりたくてやってるのだね、って思うと、どんな感情も前向きに受け入れられる

わかりたくないならそれはそれ、理解できなくてもそれはそれ、本音を開くチャンス

どんな自分を見せても、どんな自分でいても平気とわかると、苦しくてもまた走れる

欲求ってなにかが欲しいのではなく、自分で自分を包み込みたいって気持ちの裏返し

恋人変人募集中

年頃のときと比べたら、心臓にムダ毛も生え、変だと言われても気にならなくなった

人間になれなくてもいいやクラスの、開き直りなら、ちょっとやそっとじゃ動じない

好きなことを好きなとき好きなひととしたい、そんな欲求にも嘘つけなくなってくる

やりたくないって思うことに、抵抗がなくなると共に、自然とできなくなってきます

好きでもいい、嫌いでもいい、拘らなくなることが、拘りの本髄なのかもしれません

記憶保存容器

悪く言われても、見知らぬひとでも、言いたくても、悪口は言わないことに決めてる

誰も聞いてないとしても、自分の耳に入れたくない、頭にその思考を入れたくもない

心はとても繊細だ、いくら笑っていたって、思ってることしてることがズレれば歪む

容赦無く醜くなるし、痛みを感じにくくなる、本来の自分からどんどん外れてしまう

褒めなくてもいい、受け入れなくてもいい、みんなはみんなで一生懸命にやっている

天然肥料

お金の使い道よりも、それをどんな気持ちで使うか、それがキーになっている気がする

時間の過ごし方よりも、どんな気持ちでいるかって考えてみると、結局はなんでもいい

なにをしても、なにかがなくても、どんな気持ちでいたら、幸せなのかってことだから

全力で自分に与えたものは、生きることに夢中にもさせるし、前に進む力にだってなる

心から欲しているものは、表面的な何かではなくて、根っこに栄養を与え続ける愛の力

迷気の至り

二度と思い出したくなくて、なんとなく封印していた記憶を、思い切って引っ張り出す

蓋をして触れずにとっておいた過去を、遠慮なく感じきるのってくせになりそうである

痛々しく心に刻まれている傷跡、がっかりした、悔しかった、寂しいことや虚しいこと

持ち腐れの山である、でも経験がなくても知識がなくても、傷つくことが怖くなかった

思い出した、感心するくらいに、わたしはわたしに人生を預けてくれていたってことを

一生一大事

物事は常に変わり続ける、昨日の正しい選択が、今日も同じように正しいとは限らない

自分自身も柔軟に受け入れただけ、立ち位置と見える景色は変わるから、気が抜けない

なにをしたかよりも、なにをするかよりも、どんな気持ちで、何のためにしているのか

人はなにかを言われたや、なにかをされたこととか、時間とともに忘れていってしまう

でも何かに出会って触れたことで、どんな気持ちにさせられたかは、一生忘れないから

その木やる木

なにもできなくたってなにかできてるはず、自分が元気だったらなんとかなったりする

余白を余計に持つことで、ちょっぴり優しくなれたり、意味もなく大きく動けたりする

キチキチ隅まで完璧もいいけれど、遊びの部分があると、新しい発想が生まれたりする

無理めを楽々にこなせるようになったら、もっと難しい次に進みたくなるのは生理現象

やる気を育てていったら、見たことのない花が咲くだろうし、愉快な実もなるのだろう

おしゃべり臓器

どういう意味かわからないとき、一体どういうことが起こってるのか、体の細胞と話す

そんなことはできないので、黙々と相手の立場に立ったつもりで、精一杯想像してみる

血液はどんな風に流れたがっていて、臓器はなにをしたがっていて、協力はできてるか

臓器のチームたちは、どんなものを欲しがってて、どんな成果を出したがっているのか

隅々まで報告連絡相談していたら、意思疎通できた気分、安心して健康な気持ちになる

よどみ御殿

バランスを取ることが好きで、片寄ってるときの心の動きを、じっくりと観察している

息は吸うことばかりできない、吐くことばかりもできない、どっちも必要不可欠なこと

なにかが優勢になっているのは、伝えたい気持ちがあって、気付いて聞いてほしいだけ

イヤイヤしてる自分の、こうなりたいを認めてあげたら、自然にいい感じに調和される

いつもくつろげるリビングみたいな世界は、自分の内側に好きなだけ自在に作れるから