坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

今年一番寒い夜に

2006-11-30 00:05:13 | エッセイ
クロヤギさんたら読まずに食べた、、わけじゃないんだけどね
最終通知とやらはあったらしく、電気が止まった(今年一番寒い夜に)
なんかドアに手紙がはさまってる。そーいえば、電気の使い過ぎとかで
恐ろしい罰金を払ったばっかりじゃん!でも、ちっとも懲りてません。

まず、肝心の手紙が読めない。暗闇でつまずく。家の電話が使えない。
時間が不明。料理もできないし、家にあるもの意外となんにも食べれない。
さ、寒い。開き直って、懐中電灯で顔を洗う。志村けんを思い出す。
音がなにもない。。寝転ぶ。暇なので布団の上で影絵をして遊ぶ。

アロマテラピー用の、キャンドル100個入り大活躍。明かりが復活!
フォンデュ鍋でスープを飲む。家の人びと暗闇に慣れてくる。
いろんなことが少しずつ、工夫して出来るようになる。ちょっと感動。
ここで旦那帰宅。キャンプみたいで、楽しむ余裕ができてくる。

明かりのある場所に人が集まるし、退屈だからしゃべって連帯感UP。
時間の濃さは、人口密度に比例するってことかも。(我が家比)
まあ考えようによっちゃ、スローライフ。月一回の恒例行事にしちゃう?
でも明かりがついたときは、カウントダウンさながら拍手喝采でした。
5時間体験してみて、、無人島にもってくんだったら、ライターだな。

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初恋の味

2006-11-27 00:37:10 | エッセイ
マイB級グルメならぬ、D 級グルメだと思うが、カップラーメンにお湯を
入れたのをうっかり忘れてて、のびのびになって量が倍になったのと
次の日に湿気った、歯触りの悪すぎなスナック菓子が好きです。

そーいえば、得体の知れないものを、ずいぶんと駄菓子屋さんで食べた。
ヨーグルトとは違うと子供ながらに薄々感じつつも、笑顔で食べてたし
蒲焼きやビッグカツ、名前だけはおやつを越えてたものもあったし

歯が欠けそうなソーダのアイスに、酒の肴のような酢イカのこまぎれ
水で溶かすとあら不思議、クリームソーダになってしまうという
実験の液体さながらの、飲んだら具合が悪くなりそうな粉末ジュースの素

買ったら最後、半強制的に練らなくてはいけない、割り箸付きの水飴に
見た目は、、赤いホルマリン漬けのような、スモモちゃん。
味も外見も鮮明に覚えてる=それだけ大きな存在だったのだろうな。

今時のお菓子は、ちびっ子から大人、お年寄りにだって好かれてて
どれも期待を裏切らない、いい子ちゃん的な味だから
消費者は、それなりの妙な安心感がもれなく付いてくるけど

駄菓子は個性派。ギャンブル要素もあって、見た目はわりと平和でも
口に入れた後の、アピール力はどれも強烈で、ある意味みんな刺激的。
まずくても、他に似たものがないから、また体験したくなる味だったような。

でも初恋と同じ。あの味が懐かしくても胸にとどめておこうと思う。
怪しい魔力のある駄菓子よ、私たちの前から永遠に消えないでおくれ。


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石橋のそれ

2006-11-25 05:52:57 | エッセイ
石橋を壊れるまで叩いて、ほら渡らなくて良かった~と自信満々の旦那。
たしかに、強いときは、勢いでなんとかなっちゃうときもある。
自分のお尻に火をつけて、あああ石橋どこだっけ?と
石をぴょんぴょん跳ねてたら、あら対岸に着いちゃったみたいなとき。
 
でも弱いとき、石橋を叩く気にもなれずに、何日も過ごしてみて
渡らないのに叩こうとするのはやめて、別の橋を探したくなる日もある。
迷ったときの自分の直感みたいなもの、なんとなく大事にしているから
強いそれも、弱いそれも、どっちの気持ちも忘れないように
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演歌道

2006-11-24 05:15:54 | エッセイ
演歌だけに限らず、童謡でもそうだと思うのだけど、心情に重ね合わせて
色鮮やかに季節や情景が浮かんで、たまらなく心に響くのだ。
そうそう、そのへん、そこが、ニッポンジンの心なんだよなあってそう思う。
お国柄?いや、これはどこに美意識をおいてるかで、国籍は関係ない。

例えば、私との人生とはなんの交わりもないような歌でも
与作は木を切る~みたいな、熱い想い、そして人間臭さが温かい。
決して音だけじゃない、巧みな文字や言葉だけでもないし、歌人の力でもない
それ自体が、すんなりと心地よく体に染み入るから、不思議。。
あ~と思わず声を出してしまう、お風呂の湯船に浸かったときのあの感じ。

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浮かれ日和

2006-11-21 12:08:40 | エッセイ
ボジョレー・ヌーボー解禁とともに(まったく関係ない)
もうそろそろ、いいだろう~と、そうすると決めたら決めた、ということで
クリスマス万歳の気分を、本日で晴れて解禁にすることにしました。
ちなみにこっち、感謝祭が終わるまで,暗黙の了解でツリーも飾らない国

そんじょそこらの子供や、神聖なクリスチャンにも
負けず劣らず、早々と長い時間、鼻歌歌って浮かれてたいもんね。
クリスマス、一体なながそんなに毎年楽しいのかって?
酒屋のひろーい店内で、おんなじ鼻歌を歌ってるひとと目が合った。

理由は特に思いつかないんだけど、大好きなんだもん。放っておいて。
ツリーを飾り、X'mas音楽を聴き、パジャマで昆布茶を一人ですする
クリスマス ああ、クリスマス クリスマス(季語だらけ)
無宗教のくせに、こんなに浮かれてて 、すみませんねえ。
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タツノオトシゴ

2006-11-21 11:58:53 | エッセイ
龍の落し子(英語だと海の馬)だなんて、チャーミングな名前も似合ってる。
ゆらゆらと、水槽の中を泳いでる(漂ってる)のを見た。
改めて、、生きてる。しかも漢方薬じゃなくって本物だ!!

乾燥しすぎた小枝のような動きゆえに、自然体なお方だとお見受けしました。
しかも、底知れぬパワーが秘められていて、ひとの体に効くだなんて
あのすっとぼけな顔しながら生きてるように見えて、とても感心なやつ。

わたしは、なにかと感動しっぱなしの今日この頃。。
自然界に生きてるってだけで、すごいよな~と毎回思うんですよ。
お腹みたいに胸がいっぱいになると、物理的にふくらんだりすればいいのに。
豊胸もできて一石二鳥?!
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見渡す限り

2006-11-17 08:05:42 | エッセイ
うちは仲良し夫婦なんぞ、口が裂けても言えないくらい
喧嘩の絶えない夫婦です。おほほ(意味不明)
週に一回はデートと称して、外に出てるものの
悪態VS悪態。言い争いになったり、険悪なムードになるたんびに
まあ、文句が言える相手が目の黒いうちがハナ、と思ってみたり

夫婦喧嘩は犬でも食わないって言うけど、そりゃあなた
言われた犬の方だって、夕飯にそんなもの出されても「??」
食うに食えないに決まってるでしょう。

よく喧嘩するほど仲がいいとか、雨降って地固まる、とも言う。
が、しかし、地が固まる隙もないくらいに、喧嘩しっぱなしの場合
もうそこは雨が降りすぎて、植物なんか育ったもんじゃないかもしれない。
ドロドロの沼地みたいになってるはず。なんか美しくないなあ。。

今幸せですか?幸せじゃないですか?ってもしも誰かに聞かれたら
偉い人のもとで修行しようが、三年間石に座っても、答えは出ないだろうな。
うかつに、自分がいまどのくらい幸せで、どの程度不幸なんて
そんな答えを出しちゃった日には、自分の未来に失礼だしね。

だから、わたし不幸も幸せもいっぱい、地層みたいに積み重ねていって
どっちでもない展望台みたいなのを作ってくつもり。
世界遺産になりそうな、365度沼地ビューの展望台が出来た日には
どうぞ近くにお越しの際は、みなさん遊びに来てくださいな。


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言いたくなる言葉

2006-11-07 03:55:47 | エッセイ
うっかり会った人のことを忘れてしまう、ことって日常茶飯事で
悩みのひとつだが(脳細胞が死滅してく病気かしら?)
友達が美人だということに、うっかり気がつかなかったことが度々ある。

人に興味がないわけではないから、誰かと誰かを比べるとか
評価するって機能が、わたしには最初からないのだと思う。
だから、人に言われて気がつくと、今更だけど、とてもうれしい。

友達のことを、褒められたりすると、発見したその人を褒めたい。
わたしが言いたくなる言葉は「でしょ~」「やっぱり」
浮かれてつい鼻歌を歌っちゃうくらい、うれしいんだよね。
言うなれば、若くて奇麗な奥さんをもらった醍醐味に似ている。



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字柄

2006-11-07 03:28:21 | エッセイ
型にはまってたまるか、って思って(?)やってたかどうかは別として
ノートの線を二行も三行も使って、いつもはみ出して大きな字を書いてたら
気がついたら、枠の中に収まる字が書けなくなってしまった。

お役所の申請する書類は、うれし恥ずかしながら、毎度書き直しです。
申し訳なさそうに、残念そうに言ってくれる職員さんありがとう。
慣れてるので大丈夫です。意思に反して枠からはみ出ちゃうんです。

枠があると気になるので、無地を買う。縦書きノートは、横書きにして書く。
でも、そのお陰でか、字も特別うまくもないし、お手本ともすごく違うのに
冬休みの書き初め、いつも賞をもらっていた。案外そんなものなのかも。

追伸。わたしへ、
2007年の手帳に予定を書き込むのと(二年使えるって、意外と不便)
1ドル札に、メモをするのはやめた方がいいと思うよ。
必要なときに手元にないって、役に立ってない証拠だから。
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家族そろって○○

2006-11-06 02:10:03 | エッセイ
~天窓を開けると~銀色の夜風~♪これを聞いて
なんだかわかる人がいたら、かなりのルミちゃん通ね。

トイレの電気を消そうとして、どこにもスイッチがなくて
聞けば、天窓付きのお手洗いで、えらく感動したことがある。
天井がぜんぶ、窓になってる家だったら、どんなに素敵だろう。丸見えか?

でも、夕焼け空がグラデーションになる、とっておきの秘密の場所
いつも眺めていたのに、旦那の車のフロントガラスの色だったとは!!

人から見たら、穴があったら入りたいくらい(?)お馬鹿な行動でも
思い込みや勘違いでも,ハッピーになれるってことなのでしょう。

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