坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

たった今

2007-06-27 02:18:04 | エッセイ
卵が先かニワトリが先か、虹はどこで見ても七色同じ順番なのか、とか、
なぜドーナツには穴があるんだ、とかくだらないことばかりが
頭に思い浮かぶってことは、平和に生きてる証拠です。おめでとう!
どんなに信じられないようなすごいことがたとえ明日起こるとしても、
明日のことは明日になったときに考えれば、それでいいって気がします。
今の今って今だけなんですから、今日と言う一日を大事にしましょうね
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我時間記憶箱

2007-06-24 23:58:37 | エッセイ
初めてひとりでカメラを使わせてもらった日のこと、鮮明に覚えている
見慣れたはずの世界が、レンズ越しの小窓をのぞくと違って見える不思議さ
両手で大きな黒い筒を回しながら、手前にガシャンとシャッターを切る
朝露がついたクモの巣や、小さな生き物たちとの出会いは本当に楽しかった

お店のおばちゃんの、何月何日の何曜日にいらっしゃいという声
自分だけの今を記録したという、その特別な作業が好きだったような
現像されると、それらは過去になっているのにドキドキしたような
タイムマシーンに乗って過去に戻ってみたような、不思議な感覚

あまり写真を撮る機会が少なかったせいなのか、全員カメラを忘れたのか
はたまた?カメラ付きの携帯やらがなかった時代背景のせいか
一枚も写真が残ってない旅というものが、わたしの人生には存在スル。
まあ印象に残っているのだから、その旅は写真がなくてもオッケーだろう

今でこそ、カメラなんてもの特別なそれという理由がなくても
カバンに入れて持ち歩ける大きさになり(たいてい持っていること
すら忘れているので、意味はないが)必要でなくてもそう判断すれば
特別じゃない瞬間も何百枚って写すことができ、すぐに写真が出来上がる。

たかが機械を大事に小脇に抱えてて、いつも頭の片隅にカメラのことを
大真面目に考えて過ごしてしまうのが、単純にわずらわしいだけなのかも。
いつ撮ったかも覚えてない、現像し忘れた写ルンですがいっぱいある。
これを何十年もしてから現像する日が、密かに楽しみである。
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シマ模様

2007-06-16 22:13:52 | エッセイ
わたしの前世はシマアジに違いない。去年も、おととしもそうだったのに
今年は夏始まって早々に、またしても背中がシマシマに焼けてしまった。
前が真っ白で、後ろが真っ赤。。。日焼けの失敗なんてねよくあるし
別にたいしたことないけど、別にいいけど、鏡で見たら結構まぬけデス。
たいていのシマシマ日焼けは経験しているが、今年はナナメの絆創膏。
それと、サンドレスのタグが表に出てたらしく、くっきり焼けた。
もう絆創膏を貼ってタグを夏中出すか、シマシマでいるか?イタタタ

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誘惑

2007-06-16 02:53:32 | エッセイ
近頃、どこまでも続いているであろう、抜けるように青空を見ていたら
必ず思うことがひとつある。なぜか無性に本が読みたくなるのだ。
時間が経てば経つほどに、がむしゃらに本が読みたくてウズウズする。
読書の夏。もしかして、本がわたしを必要としているのか?んなバカな。

面白い本ですよと誰かに言われる、ずうっと前から本に取り憑かれていた。
読書、それは中毒患者のように、読んでることだけに集中してられる時間。
知らないことが多ければ多いほど、好奇心がふくらんでいくことが出来る。
いろんなジャンルを読む。書かれてない写真や絵なんかもそれに含まれる。

本がある場所に時間がありさえすれば行くのは、大人になった今でも好き。
好きな本は面白いのを期待してしまうから、楽しむには限度があるけれど
あまり好きでない。読みたくない。ってまず思う類いの本こそチャンス!
読んだら、開いたら、ぱっと目が覚めるくらいに面白かったりするんです

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発電所

2007-06-06 02:37:53 | エッセイ
充電が切れると、わたしは家から一歩も出たくなくなるタイプだ。
よく寝て、よく食べ、よく歌う、これが一番てっとりばやい発電方法
半信半疑な気持ちで、毎回実践してみては、なるほどそうだと思う。

悲しいときは、アルプス一万尺を三番まで口ずさみ(ドナドナはNG)
眠れないときは、100まで羊を数えずに、死んだふりを8時間する。
お腹がすかないなら、ロウ細工でできた好物でも食卓に並べてみよう。

元気とは光を受けて発する力、太陽のあるほうにひまわりだって向く。
笑ってる人は笑ってるひとを集める。苦しむために生まれたわけじゃない。
残りの人生を思いっきり楽しむために、いろんな苦みや辛みを食べ尽くす。



 
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森へ

2007-06-03 02:43:42 | エッセイ
森が好き、あの夏休みの朝早く出掛けたときのような、湿っぽい空気が好き。
毎日森に出掛けるわけにはいかないので、動物園のジャングルの散歩道へ
とはいえ、人間の私がお邪魔します、といった神妙な気持ちになるには十分。

何も見ようとせず、何も考えない。五感が目覚めるまでしばらく待ったら
となりあった同じ木の葉でさえも、少しずつ違う別の色で重なり合い
大好きな土と風の香りに混じって、体のあちこちに、すうっと染みこむ。

木から漏れる光が、香りを乗せた風が、365度サラウンド・システム!
街の中にいたときは、なるべく聞こえないようにしていた雑音が消え
5分も歩いていると、自然な音がとってもクリアに聞こえるようになる。

人の体って、単純なのが有り難い。不思議、うれしい。そして奥深い。
五感というのは、意識して使っていないと、流れたまま眠ってしまう。
そんな日は、目と耳と鼻と口と肌が感じたことに素直に従おう。
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