坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

焼き芋の気持ち

2008-04-04 08:36:01 | エッセイ
ふと考えたら、7年も日本に帰国していなかったことに気がついて
特に帰らないという理由があったのか、別になにもなかったのか
昔のことすぎて忘れてしまったけど、そんな話が出たついでに
本当に帰ってみることにした。いざ日本へ帰るとなったらおお忙し。
パスポートはないわ。燃料代は高いわ。預ける荷物は20キロ!

じわじわと、ほんのりと、ほっこりと、焼き芋みたいな気持ちで
帰国する実感が湧いてきている、今日この頃です。。
それはそうと、私にはあまり関係ない大事なことを思い出したのだが
旦那自身は覚えていないようだ、自分が飛行機嫌いだということに。
騒がれるのは面倒なので、大きな飛行機で経由する便にしてもらった。

残念なことに顔だって、1mmだって西洋人の要素は入ってないし
生まれも、育ちも、骨の髄までニッポンジンのはずなんだけど
なにを思い出しても、日本の記憶がうっすらしか残っていない。
そう、期間限定のポッキーの味がしない体になってしまった私。
わたしはニッポンジンですか?はい、怪しいニッポンジンです。

頼まれたわけでも、希望したわけでもないのに、いったいいつから
浦島太郎になってしまったんだろう。道で倒れてもどうしたらいいか
誰も知らないこの国で、誰を頼りにどうやって家まで帰ればいいのか
現代文明の波に飲みこまれてしまいそうだ(わたしよ、落ち着け)
原点はどこだ。カムバッ~ク!サムライ魂!。。。あれ?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦国時代

2008-04-02 07:48:38 | エッセイ
無垢な子供といるとつい見栄を張って、善人ぶってしまうことあり
気がつくと、理想ばっかの本来の自分から違ったとこにいたりして
大人は偽善の始まり。本来の等身大の姿に戻れるとホッとする。

仲がいいわけでもないのに、ちびたちを人に預けて出かけるのは
私たち夫婦は、ふたりで毎週末デートを楽しんでいるのではなくて
喧嘩という戦さをするため。ののしりあいを心おきなくするため。

仲良く暮らす秘訣というのは、まったくもって未だわからない
お互いがお互いを、完全にわかり合う必要なんてないわけなんだし
相手にだけ、過大評価される必要なんかもないはずなんだけどなあ

試行錯誤しながら、日々なんか楽しくなったり苦しくなったり
相手のそれも、自分のそれも、うーんと最低もまあまあも最高も
いらないものも与え、認めたくないことも受け入れようじゃないか。

真実はどうにせよ、本気でぶつかり合えるイヤなあいつは戦さの友
敵でもなければ、味方でもないところにいるから、共に生きてる
戦国時代を越えた暁には、なにか違った景色が見えるに違いない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする