坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

幸せあれこれ道中

2023-02-26 01:35:35 | エッセイ
あれもありますよ、これもありますよと、世間では魅力的なものやひとで溢れている

どれも一瞬嬉しくなるものの、喜んだような刺激は手に入るが、そう長くは続かない

欲しいものがよくわからないのなら、欲しくないもの達を積極的に外していくといい

そうすると何が足りていないと考えなくても、自然と欲しいものしか周りに残らない

情熱を感じさせるものや、心の奥底から興奮させるものって、案外静かで目立たない









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冬のひだまり

2023-02-26 01:11:53 | エッセイ
白い煙のような息をあちらこちらに吐き出しながら、山茶花の垣根を小走りで通り抜ける

バケツや水たまりをにひっそりと覆った氷を、半透明の欠片をお日様の光に透かす楽しみ

朝起きて誰も歩いていない地面に生えた霜ばしら、ザクザク音と共に全身に伝わってくる

なんて気持ちのいい朝なんだろう、大人になるとそんなこと忘れてしまうこともあるけど

手袋外して夢中で遊んだ冬の道、あの嬉しかった気持ち、きっといつまでも一生忘れない



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種まき合戦

2023-02-23 09:30:41 | エッセイ
好きなことを知ることと同じくらい、自分の好きでないことを知るのも大事

周りの意見を気にしててもしなくても、気付いたらやっていた位で丁度いい

やりたいようにやりたかったら、まずはされて嫌なことは人にはしないこと

そして欲しいものは自分から人にどんどん与える、手っ取り早い簡単な方法

しないといけないことよりも、しなくてもいことの方が種まきだったりする




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触る因数分解

2023-02-22 13:51:57 | エッセイ
いつも身体をマッサージしてて思うのは、これは立派な対話だということ

見ることも触ることもそうだけど、感じることや今発する生の声を聞ける

その時にその時に応じて、全力で応援したくなったり、愛おしくなったり

逆に励まされたり、嬉しい気分になったり、なんとなく勇気をもらったり

揉みほぐしてるのは、筋肉や皮膚でなく、頭や心のコリなのかもしれない





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持ち物チェック

2023-02-21 01:54:07 | エッセイ
毎日鏡を見ることは、身だしなみを整えるためだけではない、姿勢や纏う空気の明るさ軽さ

目元口元の具合で、小さな決心や覚悟みたいなものが、ありのまま全部丸ごと映し出される

忙しすぎて野生の勘が鈍ってきていないか、人に厳しすぎたりだらしない顔つきではないか

面白いことがあったら笑う準備が出来ているか、クリアな思考と感性を持ち合わせているか

いろんな角度からありとあらゆることを教えてもらったら、ありがとうというのを忘れずに
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異人同盟

2023-02-21 01:44:20 | エッセイ
何かしらを持っていることもすごいが、何もないということも同じようにすごいことで

何者であるかを知っていることもすごいし、何者でもないと知っていたらそれもすごい

何かを言うこともすごいとしたら、何かを言わないでいることもやっぱりすごいことで

何かを出来ることもすごいことだし、誰かの何かをしないっていう選択もすごいことだ

どちらにしてもすごいことならば、違いを比べるより、同じでないことを喜ぼうと思う

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戸惑いの昼下がり

2023-02-21 01:01:44 | エッセイ
気分良く車を運転していたら、ボンネットに牛乳が乗っていた、一体誰が?と思うか思わないか

しまった忘れてた犯人はわたしだ、さっき買い物をして重い牛乳をボンネットに乗せたんだった

微妙な下り坂、その先には歩行者のいる信号を右折、今なら平謝りしながら一旦途上に止まるか

いっそのこと急発進して振り落とす、のは迷惑、だったら何事もなかったように涼しい顔を装う

焦ったって仕方がない、運命は牛乳に任せて、わざとこうしてますが何か的な気持ちになるの技
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一瞬先の恩恵

2023-02-21 00:40:37 | エッセイ
情報は山のようにある、備えやマニュアルなんぞあっても、ないほうがマシかもしれない

実際に必要なときに本当に役には立つのは、知らない人の他愛のない優しさだったりする

昔どこかで聞いたことのある言葉が支えてくれたり、雑草のひたむきな強さに救われたり

ふと目に入った看板の笑顔だったり、真っ青にどこまでも続いた雲ひとつない空だったり

いつも何かしら必然はすぐ目の前にあって、大事なことは何かを一瞬思い出すだけでいい
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独り言コーチ

2023-02-21 00:26:17 | エッセイ
みんなから好かれなくて構わない、ほんの少しの好きな人が応援していくれていたらそれでいい

心にかけてあれこれ気をもんだりしなくても、気持ちを楽にしていたら、自分のままでいられる

ああだこうだどうのこうの、あれはやめてあれをしろ、ちょっと言いにくいけど余計なお世話だ

先輩コーチのつもりで自分にかけている言葉たちは、本当に成長の肥やしになってるんだろうか

脱線してもいい、信頼して失敗でもなんでもやってみろ、そんな器の大きなコーチでいたいもの
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満タンの水筒

2023-02-20 00:41:19 | エッセイ
言葉というものは目に見えるようで、見えないものが大部分だ、密度だったり重さが雰囲気となる

思いついた形のないものをこねて生地を作る、パン職人からしたらパンを作っているみたいな作業

絵や音楽もそうかもしれない、自分の子供のように、自分の身体から生まれた分身のようなものだ

愛おしいものを創造するということ、目の前の世界や人を通して、自分そのものを愛でていること

何かをしたいとか、そういう目的のためにやるのではない、なんとなくそんな気がする今日この頃



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