坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

マイ辞書

2020-05-31 02:52:00 | エッセイ
理由もなく笑っていろと言われても無理だし、ずっと泣いて怒っていろというのも不可能

わたしたちは理由を作って、いろんな気持ちにさせつつ、好きな体験させてあげる天才だ

不協和音だらけも不快さも、今限定でしか感じることができない、愛おしい愛すべき時間

最初なにかのために意味を作って、そのまたなにかのためにほかの意味を付け足していく

誰でも自分の辞書を持っていて、大事なことはひとつふたつ、あとの頁は白紙なのだから

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わたしがわたしである限り

2020-05-31 02:36:00 | エッセイ
どうせなら時間も活力もお金も思考も、好きなことだけに使っていきたい、そのほうが楽しいから

好きなことを極めたいなと思って、安いもので済ませることをやめて、目的をいちいち考えてみる

妥協したものがたくさんあるより、心底欲しいもの嬉しいものは、満足度も高くお金もかからない

自分にも優しい、自然にも優しい、人にも優しい、日常で安心して楽しめる世界の中に幸せはある

自分の人生に彩りを足すおもてなしは、与えられたものを素直によろこび、豊かなものに調和する
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こんにゃくとの共存

2020-05-29 05:47:50 | エッセイ
こんにゃくに別に恨みはないけれど、誕生日のたびに今日はこんにゃくの日と言われ早何年

なるべく素直に受け入れたいと毎年試みるものの、やっぱりどっかもうちょっとなんだかな

こんにゃくからしたら、外見や手触りや地味なイメージ、そんなことほっとけって言うかも

もうちょっとばかし、華美でモダンにイメチェンしてくれないものかと、野望を抱きつつも

似たものや代わりがない、目指せ!冷蔵庫の隅に置いてあるだけでしっくりホッとする存在



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毒も薬も紙一重

2020-05-29 03:03:46 | エッセイ
正しさにこだわる気持ちもあまりないし、間違えるということにもあまり恐れを感じてない

常に正直でいたら、正しく直っていくことだから、自然のタイミングで然るべき方法になる

好きなことも好きじゃないことも栄養になる、体にいいからと決めつけ、無理に口を開かせ

全然飲みたくもないものを、強引に飲ませたところで、体によい作用を与えてくれはしまい

人がなんと言おうが好きなものを信用しているし、自分が教えてくれることを信頼している
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言霊ブーメラン

2020-05-28 11:03:38 | エッセイ
友達にお祝いのメッセージを書いてると、渡してもないのにもう嬉しくなってしまう

なにかしてあげたいと思いなにかをすること自体、与えてもらってるギフトそのもの

実際に相手がいてもいなくても、確かにもれなくもらえてしまう、喜びというおまけ

心を通わせるのに、どちらがしてあげてるとか、してもらってるはあまり関係なくて

キラキラ輝いているのは、自分が発してるものが、ただそのまま戻ってきてるからだ
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食欲という愛

2020-05-24 04:45:58 | エッセイ
食べ物の好き嫌いはない、食べることが純粋に好きなので、単純に食いしん坊である

食べたいものが食べたいときに食べれない、そんな気持ちを想像しただけで涙が出る

口にしたくないもので済ませたりはできない、考えただけで心踊るようなものを作る

特に料理が上手とか好きなわけではなく、素材から発する生命力を感じる作業が好き

やっぱり食べることは楽しい、そんな自分のわがままを叶えてあげられる幸せな瞬間
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香りアルバム

2020-05-11 03:07:39 | エッセイ
ダントツで好きな匂いは、下駄ばこなんだけれど、まさかそんな匂いつけて歩くわけにいかない

今小粒で可憐な姿ながら、垣根のジャスミンが満開で、ゴミ捨てにいくたびに深呼吸してしまう

子供の頃は金木犀の香りが好きで、吸い寄せられるように、わざわざ遠回りして帰っていたっけ

まだ湿っている雨上がりの土の匂いだとか、風にそよそよしてる竹笹の青い葉っぱの匂いだとか

いつ戻ってきても包みこんでくれる海辺の匂いとか、お布団が干されたあとのお日様の匂いとか
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時空のあいだ

2020-05-09 22:04:46 | エッセイ
誘われるよう見上げれば、そこには丸みを帯びた光、辺り一面に散りばめた星のおしゃべりは止み

カナリア色に満ちた月が笑ってる、夜空の遠くの先、間違えて大きな穴を開けてしまったかのよう

姿を留めることなく優美に動いて、柔らかな空に浮かぶ琥珀色の月は、淡い藤色の海に溶けていき

朝靄まどろみけむるころ、東方よりもうひとつの舞台が現われて、地平線のはしから陽が差し込む

自然に自然の自然が自然を、これほどまでに美しくときを舞い、ときは自ずから止まることを選ぶ
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