ほにゃらら物差し

粘着テープのように執着ってどこでもくっついてくる、思いがけずあちこちから出てくる

わたしだけのもの、そんな風に人間が最初に勘違いしてしまったのはどうしてなんだろう

もとは特別になりたいって純粋な想いが、愛されない認められないって不満が姿を変えて

何か見えるもので違いを差を測るようになったのか、そんな物差しあってもなくても平気

誰かが知っていたらいい、自分がわかっていたらいい、信頼するだけですべてが解決する

アンモナイト

自分の固定観念にびっくりするときがある、なんでそんなものを大事に抱えてきたのだか

肩に象を乗せて鏡を見るまでわからない、頭がボウリングの球と同じ重さくらい衝撃的だ

一番いい状態に進化するのが自然の摂理なら、蓋を開けて腐っていたら鍋の中身は捨てる

どんどん上書きしていると、情報がごちゃごちゃして、わかりにくくなるのと一緒だろう

使わないでいいものだからと取っておいた化石コレクション、たまに眺めると刺激になる

偉人眼鏡

細かいことは気にしない、そう思ってると、ぐっと時間の無駄使いが減ることに気付く

無意識に気にならないことを気にしてるだけ、気にしていたいときだけ限定で気にする

考えなくてもいいことを考える暇があるなら、考えたら楽しくなるようなことを考える

むしろ何も考えないようにいられる工夫をする、何も取り入れないで過ごす方が難しい

歳をとると目や耳が衰えていくのではなく、見るもの聞くものを賢く選ぶことができる

天然福袋

どんなにいいことを思いついても、活かすことができてナンボなので、休息するのが鍵だと思う

行動するには勢いがあった方が楽だし、探求したいことを見つけたときは新しいスペースがいる

目が覚めてすぐ前後左右に動くことが出来たら、もし心がぶれてしまっても、折れてしまっても

もとに戻る方向がわかっていたら、目をつぶっていたって、気がついたらそっちに向かっている

自分で自分に勇気や元気を与える、心が極上に潤うプレゼントは、簡単ですぐ出来ることばかり

北斗七星

孤独とストレスは似てる、耐えるものでも隠すものでもない、補うものでもない消すものでもない

むしろなくてはならないものなら、これを人生のスパイスとして、一緒に楽しく過ごしたいものだ

自律した完璧な立ち位置に、知らないわからない何かと入ったところで、面白いことは起こらない

ひとりぼっちが好きだと人と楽しめて、人と楽しいとひとりぼっちも、なんだか楽しくなってくる

次はそうくるか！と自分がどんな人間かを教えてくれるのだから、ストレスを楽しむのも悪くない

一方美人

方法が沢山あるのならひとつに絞れば良いし、ものが溢れているなら選りすぐりを選べば良い

あれもこれもいいから、どれにしようと迷い始めた途端、どれでもこれでも同じに見えてくる

価値ってあっちがあれこれ決めるではなく、こちらが価値があると決める主導権を持っている

まあまあ役に立って、可もなく不可もなくレベルのものは、そこらへんに溢れているとしても

そんじょそこらにない素晴らしいものだと思えるものが、なくてはならない特別な価値がある

なんでなんで遊び

最近ハマっていることがある、なんでなんでって聞いてばかりで、大人を困らせる子みたいに

いちいちしつこいくらいに自分に問う、気持ちいいな、え？なんで？、嬉しいな、どうして？

基本的に前こう思ったや他人がどう思うは、あんまり参考にならない、今出る答えに興味津々

もったいぶって答えてくれたり、得意げに説明してくれたり、内緒の話を教えてくれたりする

嫌なことも同じ、誤魔化さなくていいし、我慢しなくていい理由がちゃんとあるから安心する

安心コンビナート

本人がどう感じているかは別として、全体で見たら、だいたいのことはうまくいっているものだ

一箇所だけ見ていると、なんのことやらわからないけど、むしろ遠くから他人が見たら美しい絵

だったら別にそこで何が起ころうが安心で、いい気分でいようがそうじゃなく過ごそうが自由だ

最初から保証があったらつまらない、そうなる根拠などないから、なることを楽しんで待ってる

何かになることがゴールではなくて、途中やなる前にどう過ごすがが、人生の醍醐味なのだから

真実八百

愛情をかければ愛情をかけただけ、時間をかけたり、苦労をしただけ、こちらが愛をもらえる

あげるって実は減るどころか、あげただけもらって増えていくもので、その辺りが判りにくい

学校では２−３はマイナス１って習ったのに、２−３はなぜか知らないうちに、５になっている

「現実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、嘘みたいな面白いことが現実には起こる

面白いことは大抵が嘘みたいなことだから、普通を信じていると、うっかり見過ごしてしまう

万年二人三脚

不思議と健康に問題ない時よりも、体調が思わしくない時の方が、どうにかして整えようと燃える

不調というのは体からの愛情表現みたいなもので、もっと沢山かまってほしい的なサインだと思う

ついつい当たり前のことと、感謝することを忘れると、もう知らないとむくれてしまうこともある

そんなときは怒っても無駄で、理屈など彼女にとってはどうでもいい、何が何でもとことん最優先

気持ちを聞いてあげること、認めて信じて、愛してあげること、そんなことが彼女を笑顔にさせる