坊主の戯言

ある日突然なにかが書きたくなったので
わたしが作る、作るとき、作れば、作ろうわたしのためだけの自分勝手なブログ

笑い声図鑑

2022-02-25 05:00:14 | エッセイ
コロナの検査をしたときに、試験管に貼ったステッカーの誕生日が、100年間違えていた

まだ生まれてないわと、あんなに笑ったら、殺伐とした病室が明るい場所になったりもする

面白いことがないから面白くないと過ごすのも自由、ただ面白がって面白く過ごすのも自由

過去でもない、未来でもない、今という同じ世界を旅しながら、いろんな自分を生きている

どちらでもいいし、どちらでなくてもいいし、何も感じないという選択以外は、全てが正解




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点滅した赤信号

2022-02-25 04:46:55 | エッセイ
持っている傘をささないで、ずぶ濡れになって、学校から帰るのが好きだったな

危なっかしくて、いつも頼りなくて、無鉄砲ですぐに転んでは、ドツボにハマる

楽しいから大丈夫だってそんな想い、それだけで無事に、ここまで生きてこれた

理屈はよくわからないし、根拠も全くないから、説明のしようがないのだけれど

短い人生で遠慮しないこと、信じている好きな人生を歩くことができるのだから

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笑う毛細血管

2022-02-21 04:32:34 | エッセイ
笑いに貪欲でいると、もういつでも笑う準備万全、感知するセンスが無駄に研ぎ澄まされてくる

肌が合う合わないとか、むしろ正統や邪道など関係なく、国籍ジャンルなど全くもって拘らない

面白いものは古今東西どこでも面白い、好きでもそうじゃなくても新しい回路が流れ込んでくる

笑うって音楽みたいに、いちいちそのものに感動することだから、そこに誰かの評価は必要ない

理解しなくてもいい、同意しなくてもいい、目の前のその人自身を受け入れるから初めて笑える



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星に願いを

2022-02-21 04:23:03 | エッセイ
流れ星が消える前に、願い事を言い終えるって、ある意味アクロバット級の強靭な意志がいる

必要だ欲しいって思うほど、遠くに行って消えてしまうけど、実際願いの大半は叶っていまう

そんなものなのかもしれない、そんな距離感でいるのが、自然で依存してなくても安心できる

想いもひとも同じ、大切なものは握り締めなくても、生まれたときから、ずっとそばにあって

いてもいなくても、あってもなくても、やっぱりいいなと思うものが、心底幸せにしてくれる

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無銘人

2022-02-21 03:37:57 | エッセイ
綺麗に並べたり、片付けるのは大の苦手だけれど、気持ちの整理整頓や切り替えは好きだ

美しくないもの、必要じゃないものは持たない主義なので、モデルハウス並みに何もない

例えば、真実っぽい迷信っぽい眉唾っぽいもの、こうしないときっとこうなってしまうよ

損したか得したかはわたしが決める、怖いか怖くないかも、勇気出すチャレンジ絶賛中だ

心配してくれてありがとうの類は、今の趣味に合わないので、欲しい人にお譲りしますね
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渾然一体

2022-02-20 23:54:16 | エッセイ
心はいつも構ってちゃんだ、問題ばかり連れてくる、慣れてくると案外可愛らしいとさえ思う

頭はしょっちゅう旅をする自由人だ、過去のことをふり返ったと思えば、明日を心配している

じゃあ心と頭がお留守のときは、頼んだわけでもないのに、ここにいるのは一体誰なんだろう

それはわたしというわたしだ、もしくはわたしではないわたしだ、なんのこっちゃで構わない

案外心配しなくても、バランス良く成り立っていて、ちゃんとちょうど良くうまく回っている
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それで良い。

2022-02-14 13:29:06 | エッセイ
気付いたら夢中になって、依存して中毒になってしまうような、そんな危険なものを目指そう

何考えているのかわからないだって武器、目をつぶったままで、想いを叫びながら突っ走ろう

そこに特化して極めていったら、きっと面白いことが起こるし、もっと新しいものが生まれる

明るくて健全な危険さを、背中からプンプンと臭わせながら、マニアックな曲者であり続ける

どんな生き方も許してあげてたら、大真面目にふざけているのだから、楽しくないわけがない
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12色鉛筆

2022-02-14 04:01:17 | エッセイ
全てはエネルギーで出来ていて、生命力みたいなものに触れるたび、大きく心震わせられてる

気持ちのいいもの、心地のいいもの、勇気をもらえるもの、素晴らしいと思わせてくれるもの

受け取る準備ができたものから、差し出す準備ができたものから、次から次へと姿を現わして

ありとあらゆるものが、この美しい世界にピッタリ調和して、とても完璧な音楽を奏でている

恩恵を受け生かされているという、そんな普通のことすらも、私たちは忘れるのが上手だから





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樹々の内緒話

2022-02-14 03:24:52 | エッセイ
学校は最低限だけ通っただけで、ほとんど勉強をしてこなかった、ほとんど仕事もしてこなかった

車もお金もなかったから、家にいて友人を招いて料理を作り、泊めて話をして一緒に過ごしただけ

それでいいと思ってる、それでよかったなと思う、豊かに贅沢に時間を使う経験をさせてもらった

自分の全ての愛情を、目の前の人に与え尽くす体験をさせてもらったお陰で、大事なことを学んだ

何かになろうとせず、素で裸のままでも、大切なものはここにあるという、真実だけを生きていく
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華麗臭

2022-02-13 10:45:23 | エッセイ
若いときにはない余裕と気楽さがある、強がりではなしに、今の年齢も嫌いじゃあない

必死に頑張って背伸びして平気なふりしてた頃の私に、ヨシヨシと頭を撫でてあげたい

泣き言を言いながら、ボロボロに取り乱して、我ながら長い道のりをよく走ったものだ

定期的にメンテナンスしないと、錆びついた鉄屑のように、不具合があちこち出る年齢

時代を感じるクラッシックカーのように、丁寧に大切に乗りこなすのも楽しみのひとつ


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