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故宮博物院200選

2012-01-18 14:06:12 | 日記

 

  先日 上野国立博物館へ今話題の「北京故宮博物院200選」を観賞に行った、当然相当な混雑を予想して、もう何年にも乗った事がない通勤時間帯の電車で早目に家を出た、博物館前についた時は9時5分過ぎ、入場券を買って門をくぐったら目の前に最後尾のプラカードを持った人がいる、4列縦隊で150~160番目くらい、もう既に600~700人並んでいた、一番先頭の人は一体何時に来たのだろう、小生も早目に家を出たが、全く読みが甘かった、9時半に入館開始最初は数百人入ったが、あとは50人くらいづつだろうか時間差を置いて入場したが、自分で入館できたのは10時15分だった。

 

 この展覧会で何と言っても一番のメインは「清明上河図」でこれを見るために入館してから管内で180分待ち、2階会場から1階まで延々長蛇の列、入館で1時間待たされ上河図を見るために3時間立ちっ放し、延べ4時間立ちんぼは小生の体力では持たない、一般展示品は直ぐに観賞できる、全部見終わった時には2時間が経過していて、足は棒の如くパンパンに張っている、ウオーキングで2万歩くらい歩いてもこうはならない。

「清明上河図」は館内で拡大説明つきで投影している、また3時間も待って見ている人の後ろにテープを張って区分けしているが、ガラスに顔をくっつけて見る様な訳にはいかないが、テープのところから背の高い人は背を延ばせば上河図が覗ける。
 中国の1級国宝の数々を観賞出来て、足は疲れたが非常に癒された、長い歴史と奥の深い国だと実感させられた、このような宝物を見る機会はそうあるまい、思い切って見学に行ってよかったと思う。

 帰り12時過ぎ、館の案内をする人がマイクで、入館に1時間半待ち、「清明上河図」見学は入館してから210分待ちと言っていた、入館しても並んでいると他の宝物を見る時間もなく、閉館の時間になってしまう。

                          長蛇の列の一部、不覚にもここでカメラのバッテリー切れ