中国に批判的な香港紙「リンゴ日報」を中国が締め付けているというニュースは、テレビやラジオで知っておりましたが「リンゴ日報」とは可愛いネーミングだな、程度でした。
24日(木)の紙面に24日付けの発行を最後に廃刊することを決定したこと、新聞名の由来が載っておりましたので、詠むために読んでみました。
創業者の説明によると、聖書に出てくるアダムとイブが食べた禁断の果実が由来で、「2人がリンゴをかじっていなければ世界に罪悪は存在せず、新聞も必要なかった」とのことです。
香港の立場であれこれ考え、罪悪(中国)にかじられて(締め付けられて)、禁断の果実(リンゴ日報)を廃刊する、に至りました。
「報道の自由」を「禁断の果実」と捉えたもので、一緒に投句した「禁断の果実由来紙禁断し」「中国にリンゴ日報かじられて」を抑えて選ばれたものです。