山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

選挙期間内憂なしと外遊し

2022-06-28 10:15:25 | 時事川柳

岸田文雄首相が参院選期間中としては異例の外遊に踏み切った。

で始まる記事にアンテナが反応したもので、次のように続きます。

先進7カ国首脳会議(G7サミット)と北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席。ロシアのウクライナ侵攻が続く中、欧米各国と一層の連携を図る。政権内には外交で首相の露出が増え、アピール材料になるとの期待もある。野党は論戦減少による埋没リスクに気をもむ。

内閣支持率は50%台を保っており、与党候補応援の遊説より「外交の岸田」を自負する首相にとって、各党横並びの選挙報道よりは別枠扱いの外交は参院選にプラスに働くとの見方です。

一人区での野党共闘が限定的で、自公で改選過半数との序盤情勢も政府専用機の追い風となったようです。

首相不在では党首論戦にならず、外交で見せ場を持っていかれると、野党各党の受け止めは複雑で、露骨な批判は避けつつも対抗心を燃やしているとのこと。

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焼石岳(お花見登山)その2

2022-06-23 21:42:35 | 旅行

山頂に立ち真っ先に目を向けたのは西、鳥海山の方向ですが雲の中でした。

次は東、早池峰山の方向も一瞬山頂が見えたような気がしただけでした。

北に目を向けると岩手山の方向には残雪の山並みがかすかに見えましたが、約48km離れた和賀山塊、最高峰は和賀岳(わがだけ 1440m)だろうと思いました。

最後に南を見ると約23km離れている須川岳(すかわだけ 1627m)(宮城県では 栗駒山 くりこまやま)を確認出来ました。

暗くなる前に登山口に戻りたいので、長居は無用と12時11分に下山を始めました。

山頂から時計回りに、焼石神社、東焼石岳分岐経由で姥石平分岐に戻ります。

振り返ります。

茶色に見える南本内分岐から右折し雪の上を歩きます。

もう少しです。

ハクサンチドリをパチリ。

ここのタカネザクラ(ミネザクラ)は白いです。

ムラサキヤシオが何か所かで咲いていましたが、この花が一番です。

ツマトリソウは初登場です。

ヒナザクラが現れたので姥石平は近いようです。

ハクサンイチゲの白の中、所々に紅紫のミヤマシオガマが見られます。

もう少しです。

ミヤマシオガマに目を奪われます。

姥石平です。

この日はユキワリコザクラも観たかったのですが、遅かったです。

ミヤマシオガマとハクサンイチゲに、青い空と黄色の花が。

ユキワリコザクラも写っていました。

カラマツソウで咲いていたのはこれだけです。

泉水沼はほとんど雪に覆われています。

そろそろ下山を始めないと。

山頂からここまでコースタイム50分のところ倍の1時間40分かけて花を堪能し、13時50分登山口に向けて出発しました。

あとは花を写さないつもりでしたが・・・・・

気温上昇により大雪渓に水蒸気が立ち込めています。

雪解け水が音を立てて流れていました。

上沼のリュウキンカです。

16時42分無事下山しました。

最初から最後まで記録してくれたヤマップのデータによれば、行動時間9時間54分(休憩時間2時間2分) 距離13.7km 累積標高差+918m -918mでした。

下山中に考えたのは、「来年は無理かもしれない、これを最後にこの山を卒業しようかな」でした。

姥石平のチングルマ、ユキワリコザクラを見れば見頃はもう少し早かったかもしれない、するとそこまでの残雪はもっと多くてもっと歩きにくかったのではないか。

今年は体調が良くて登ることが出来ましたが、ひとつ歳を重ねる来年はどうなるか分かりません。

 

 

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焼石岳(お花見登山) その1

2022-06-23 15:39:39 | 旅行

 6月21日(火)に焼石岳(やけいしだけ 1548m)に登って沢山の花を観てきました。奥羽山脈のど真ん中に位置するこの山は、1600mに満たない標高からは考えられない高山植物の多様さと豊富さが特徴であること、中腹の高密度な湿生植物と山頂直下の姥石平の広大なお花畑が広く紹介されています。 

 紅葉も素晴らしいため花の時期と紅葉の時期、毎年2回は訪れたいところですが歩行距離の長さと、登山口まで約20分の砂利道が私を遠ざけています。

 今年は春先からこまめに山歩きして鍛えた結果なのか足腰に異常がないこと、姥石平のお花畑が見頃のようだとの情報を得ての山行となりました。

 中沼登山口から避難小屋を経由して山頂直下の分岐へ、そこから山頂経由時計回りにお花畑を堪能し往路を下山、歩行距離13.7km、標高差823mという私にとっての大冒険は、40台収容という駐車場が8割くらい埋まっている6時46分に始まりました。

咲いている花は少ないなか目についたこの花、ミヤマキンポウゲに似ているが葉が違うので分かりません、帰宅してから調べたところツルキツネボタンと判明。

これはお馴染みのサンカヨウ、沢山咲いているかと思いきやここだけでした。

このような急登も長くは続かないので助かります。

40分弱で到着した中沼の向こうに、焼石連峰が綺麗に見えていますが目指す山頂はずっと左です。

この花もウコンウツギとは違うと思いながら、帰宅後にツクバネウツギと分かりました。

お馴染みのマイヅルソウは開花しているものが少なかったです。

中沼を過ぎると黄色い花が沢山咲いていました。

リュウキンカの向こうが上沼です。

ここからは木道の損壊や、残雪のため歩きにくくなりますが、花も気になります。

リュウキンカです。

踏み抜き注意。

綺麗な状態のミズバショウは少なかったです。

上沼にはコバイケイソウが少しだけ咲いていました。

上沼を後に銀明水を目指します。

リュウキンカとミズバショウに負けじと咲くシラネアオイ。

花に見とれていると躓きそうです。

木道が水道みたいです。

ツブ沼コースとの合流点はいつも雪解けが遅いです。

横から写したお馴染みのオオカメノキです。

シラネアオイの大写し。

また雪、雪上歩行は合計10回位だったとおもいます。

ミヤマキンポウゲではなく、ツルキツネノボタンです。

同じところを何度も歩いているような気分です。

ショウジョウバカマも沢山咲いていたので写しておきます。

銀明水の大雪渓です。

振り返れば避難小屋が見えました。

シラネアオイが綺麗です。

この先黄色いスミレはたくさん咲いていましたが、この色は最初で最後のミヤマスミレ。

先ほどの倍以上の最大大雪渓で、緊張感も最大級。

オオバキスミレです。

雪からは解放されたようです。

イワカガミも沢山咲いていました。

キバナノコマノツメもこの先で沢山観ました。

ミヤマシオガマも同様です。

ハクサンチドリはチラホラでした。

これはミヤマキンポウゲ、ここで見かけただけです。

これはコイワカガミかと思います。

ミヤマキンバイはこれからが本番のようです。

久々に見たハクサンイチゲ、今回の山行の目的です。

これを見たかったのです。

ミヤマキンバイが咲いているのは沢ではなく登山道です。

姥石平で時間をかけて写しました。

チングルマは終盤でした。

白いのはほとんどハクサンイチゲ、ヒナザクラは小さくて見えていないと思います。

ヒナザクラは点在する程度でした。

キバナノコマノツメの黄色が輝いています。

歩き始めて4時間、もう10時45分なので山頂に急ぎます。

花に捕まり先に進みません。

ムシトリスミレに捕まったようです。

ヒナザクラが可愛いです。

山頂の大展望を予感させる青空と、泉水沼を右に見て登ります。

登山道は歩きやすいのですが、花たちが・・・・・・

キバナノコマノツメも引き止めます。

これはミヤマダイコンソウです。

ホソバイワベンケイに立ち往生です。

焼石沼周辺はミヤマキンポウゲの群生地、只今準備中のようです。

イワウメに呼び止められました。

登頂前最後と決めた花撮影です。

ミヤマダイコンソウ、コイワカガミ、ホソバイワベンケイに見送られ山頂に着きました。

この時すでに11時45分、歩き始めてから約4時間50分経ちましたので休憩します。

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使途公開しない理由も非公開

2022-06-17 15:58:43 | 時事川柳

 国会議員に月額100万円が支給される「調査研究広報滞在費」(旧・文書通信交通滞在費)の見直しを巡り、焦点の使途公開に向けた法改正は14日、昨年の臨時国会に続き今国会もでも先送りされることが決まりました。

 自民党の高木国対委員長は「真摯に議論したが結論を得ることが出来なかった」と述べ、立憲民主党の泉代表は「自民が後ろ向きだ。国民に対する背信行為だ」、共産党の穀田国体委員長は「自民の責任放棄と言わざるを得ない」と批判しております。

 日本維新の会の馬場代表も自民の対応が後ろ向きと指摘し、立民にも使途公開に慎重な意見も少なくないとの見方もあると主張しているそうです。

 「やはり公開したくない使い方をしているのかな」そう思わざるを得ない気持ちを詠みました。

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秋田駒ケ岳(百花繚乱)その2

2022-06-16 10:41:37 | 旅行

白い花の続きです。

サンカヨウ

ミツバオウレン

イワウメ

オオカメノキ

樹高が低いので見下ろすように写しました。

次は濃い赤から薄い赤までの花です。

ミネズオウ

ツツジ科ツガザクラ属の径5mmくらいの小さな花です。

タカネザクラ(ミネザクラ)

ベニバナイチゴ

イワカガミ

葉の鋸歯と花の数からコイワカガミではないと思います。

こちらは鋸歯が8個で花は1から5個のコイワカガミと思います。

ムラサキヤシオ

ショウジョウバカマ

色も形も様々です。

コマクサ

大焼け砂で2株だけ見つけました。

次は青や紫の花です。

シラネアオイ

ミヤマスミレ

ハクサンチドリ

大トリはホソバイワベンケイ(雄花)です。

 

今度は今日歩いた登山道の様子を紹介します。

駐車場から反時計回りで男女岳を左に見て阿弥陀池を目指します。

自宅付近は雲に覆われていましたが、素晴らしい青空に迎えられ7時7分に歩き始めました。

 

この雪渓を横切るのですが歩きやすいように整備されています。

無事通過して振り返れば岩手山が顔を出しています。

水深423mは日本一の田沢湖が見えてきました。

緩やかな登山道を進みます。

田沢湖の全体と鳥海山が鮮やかに飛び込んできました。

ミヤマダイコンソウに彩られた登山道の向こうに男岳(1623m)が見えてきました。

タカネザクラ(ミネザクラ)も迎えてくれます。

正面に男岳を見ながら木道を進みます。

阿弥陀池が見えてきました。

 

ここで右折して男岳を目指します。

少し登ると阿弥陀池の向こうに岩手山が見えました。

急登ですがチングルマ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウに励まされ10分ほどの我慢です。

山頂が見えます。

この先はほぼ平坦です。

山頂には9時18分に到着しました。

南の方向に見えるのは奥羽山脈の和賀岳、焼石岳です。

9時42分まで遠くの山々や眼下の田沢湖を眺めて、男女岳(1637m)に向かうことにして下山しました。

右に女岳(1513m)を見ながら慎重に下ります。

もう少しです。

木道の先を左折して男女岳に向かいます。

歩きやすく整備された登山道沿いにはミヤマキンバイなどが咲いています。

右が先ほどまでいた男岳です。

10時33分に山頂に着きました。

男岳と鳥海山のツーショットです。

岩手山です。

左端に岩木山、右端に八甲田連峰が見えます。

ここは10分の滞在で下山し、避難小屋周辺で休むことにしました。

花を眺めながらゆっくりと下ります。

左が先に登った男岳、右が男女岳です。

11時3分に阿弥陀池の畔まで下りてきましたので、昨日のうちに買っておいた海苔巻きといなり寿司を食べて20分ほど休みました。

次は横岳に向かい焼森経由で八合目に戻るか、通称「ムーミン谷」に下りて男岳に登り返して今朝登ったルートで八合目に戻るか決めかねたまま出発しました。

シラネアオイを見ながら登っていたところ、大焼け砂にタカネスミレが沢山咲いていたしコマクサも少し咲いていたと、すれ違った登山者に教わり「ムーミン谷」に決めました。

視界が開け目の前には昭和45年に噴火した女岳(1512m)、緑色も目立つようになっています。

ムーミン谷には木道が設置されており歩きやすいのですが、チングルマやヒナザクラの季節には立ち止まってばかりで先に進めません

ここから大焼け砂に向かい、さらに下ればムーミン谷です。

周りは花だらけで咲きに進めません。

ムーミン谷に下りても花は少ないだろうから、また花を見ながら引き返そうと決めました。

歩きにくい砂礫ですが花や景色を観ながら、のんびり歩くのには苦になりません。

往復1時間ほどで戻ってきたここから、焼森経由で八合目に向かいます。

焼森が見えてきました。

振り返ると右に男女岳、中央に男岳、その手前に阿弥陀池と避難小屋、左に横岳が見えます。

ここでもタカネスミレが咲いていましたが、コマクサは発見できませんでした。

下ります。

この時期に歩いていなかったのか、積雪が多かったのか、この沢で残雪を見たのは初めてです。

笹森山が見えたので間もなく八合目です。

14時04分無事下山しました。

駐車場には出発時より車が増えており、路上駐車も何台かありました。

7時間ほど歩き回って写した写真が546枚、風の影響で何枚も撮り直したにせよ、今日の山行は観るべきものが多かったと言えます。

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