白い花の続きです。
サンカヨウ
ミツバオウレン
イワウメ
オオカメノキ
樹高が低いので見下ろすように写しました。
次は濃い赤から薄い赤までの花です。
ミネズオウ
ツツジ科ツガザクラ属の径5mmくらいの小さな花です。
タカネザクラ(ミネザクラ)
ベニバナイチゴ
イワカガミ
葉の鋸歯と花の数からコイワカガミではないと思います。
こちらは鋸歯が8個で花は1から5個のコイワカガミと思います。
ムラサキヤシオ
ショウジョウバカマ
色も形も様々です。
コマクサ
大焼け砂で2株だけ見つけました。
次は青や紫の花です。
シラネアオイ
ミヤマスミレ
ハクサンチドリ
大トリはホソバイワベンケイ(雄花)です。
今度は今日歩いた登山道の様子を紹介します。
駐車場から反時計回りで男女岳を左に見て阿弥陀池を目指します。
自宅付近は雲に覆われていましたが、素晴らしい青空に迎えられ7時7分に歩き始めました。
この雪渓を横切るのですが歩きやすいように整備されています。
無事通過して振り返れば岩手山が顔を出しています。
水深423mは日本一の田沢湖が見えてきました。
緩やかな登山道を進みます。
田沢湖の全体と鳥海山が鮮やかに飛び込んできました。
ミヤマダイコンソウに彩られた登山道の向こうに男岳(1623m)が見えてきました。
タカネザクラ(ミネザクラ)も迎えてくれます。
正面に男岳を見ながら木道を進みます。
阿弥陀池が見えてきました。
ここで右折して男岳を目指します。
少し登ると阿弥陀池の向こうに岩手山が見えました。
急登ですがチングルマ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウに励まされ10分ほどの我慢です。
山頂が見えます。
この先はほぼ平坦です。
山頂には9時18分に到着しました。
南の方向に見えるのは奥羽山脈の和賀岳、焼石岳です。
9時42分まで遠くの山々や眼下の田沢湖を眺めて、男女岳(1637m)に向かうことにして下山しました。
右に女岳(1513m)を見ながら慎重に下ります。
もう少しです。
木道の先を左折して男女岳に向かいます。
歩きやすく整備された登山道沿いにはミヤマキンバイなどが咲いています。
右が先ほどまでいた男岳です。
10時33分に山頂に着きました。
男岳と鳥海山のツーショットです。
岩手山です。
左端に岩木山、右端に八甲田連峰が見えます。
ここは10分の滞在で下山し、避難小屋周辺で休むことにしました。
花を眺めながらゆっくりと下ります。
左が先に登った男岳、右が男女岳です。
11時3分に阿弥陀池の畔まで下りてきましたので、昨日のうちに買っておいた海苔巻きといなり寿司を食べて20分ほど休みました。
次は横岳に向かい焼森経由で八合目に戻るか、通称「ムーミン谷」に下りて男岳に登り返して今朝登ったルートで八合目に戻るか決めかねたまま出発しました。
シラネアオイを見ながら登っていたところ、大焼け砂にタカネスミレが沢山咲いていたしコマクサも少し咲いていたと、すれ違った登山者に教わり「ムーミン谷」に決めました。
視界が開け目の前には昭和45年に噴火した女岳(1512m)、緑色も目立つようになっています。
ムーミン谷には木道が設置されており歩きやすいのですが、チングルマやヒナザクラの季節には立ち止まってばかりで先に進めません
ここから大焼け砂に向かい、さらに下ればムーミン谷です。
周りは花だらけで咲きに進めません。
ムーミン谷に下りても花は少ないだろうから、また花を見ながら引き返そうと決めました。
歩きにくい砂礫ですが花や景色を観ながら、のんびり歩くのには苦になりません。
往復1時間ほどで戻ってきたここから、焼森経由で八合目に向かいます。
焼森が見えてきました。
振り返ると右に男女岳、中央に男岳、その手前に阿弥陀池と避難小屋、左に横岳が見えます。
ここでもタカネスミレが咲いていましたが、コマクサは発見できませんでした。
下ります。
この時期に歩いていなかったのか、積雪が多かったのか、この沢で残雪を見たのは初めてです。
笹森山が見えたので間もなく八合目です。
14時04分無事下山しました。
駐車場には出発時より車が増えており、路上駐車も何台かありました。
7時間ほど歩き回って写した写真が546枚、風の影響で何枚も撮り直したにせよ、今日の山行は観るべきものが多かったと言えます。