山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

休業が従業員にはお年玉

2019-12-28 11:11:38 | 時事川柳

「時事川柳」は明日29日から1月6日まで休載なので、今日28日の入選句は2日前の26日に投句した中から選ばれるはずと、腕によりをかけて投句したので昨日27日は出さなくていいと思っておりましたが、一面の 県内広がる元日休業 の大きな見出しを見て気が変わりました。

 県内サービス業界で元日休業の動きが広がっている。盛岡市の盛岡駅ビルフェザンは2003年以来17年ぶりに元日に休み、2日に初売りを設定。スーパーマーケットもこぞって休業し、営業時間の長い外食産業も年末年始の短縮営業に踏み切る。深刻化する人手不足を踏まえ、競合他店との顧客争奪ではなく、労働環境の改善に軸足が移りつつある。

 以上は、概要をそっくり転記したものですが、記事本文中の「毎年初売りに来ているが、休みを取るのが社会の流れではないか」という消費者の声、「気持ち良く新年を迎えることで店の『売る力』も増す」という店側の声に注目しました。

ほかにも、大みそかの午後6時から元日正午まで休業する外食産業では、「従業員のワークライフバランスの充実が狙い。年末年始に家族とゆっくり過ごして欲しい」としていることも紹介されており、これは従業員に対する「お年玉」だなと思い急遽投句したところ私には一足早いお年玉が届きました。

 さて、拙ブログも休載日に合わせて29日から休業いたしますが、1月6日に掲載が再開されても入選するまでは休業が続きますが、この1年を振り返りますと次のとおりで、スキーや山歩きに現を抜かした月は入選回数が少ない傾向がありますが、来年も山やスキーを止めるつもりはありません。  

 

  入選

  回数  

 山歩き

 スキー

  1月 

   8回

 

  3回

  2月 

   5回

 

  4回

  3月

  11回

 

  3回

  4月

  10回

  2回

 

  5月

   6回

  4回

 

  6月

   7回

  5回

 

  7月

   8回

  3回

 

  8月

  12回 

  3回

 

  9月

   9回

  5回

 

 10月

  10回

  1回

 

 11月

   8回

 

 

 12月

  11回

 

  3回

 合 計

 105回

 23回

 13回

 一年間お付き合いいただき有り難うございます、来年もよろしくお願いします。

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教員に課したい道徳再履修

2019-12-27 10:08:08 | 時事川柳

 2018年度に全国の公立小中高校などでわいせつ行為やセクハラを理由に処分を受けた教員は計282人で、過去最多となったことが24日、文科省の調査で分かった。

 概要の冒頭部分を転記しましたが、悍ましい具体の事例はテレビなどでも取り上げられておりますので、ここで紹介することは差し控えたいと思います。

 全国の教育委員会が対策を模索しているなかで、埼玉県教育委員会は「わいせつ行為等根絶行動指針」を公表しましたが、「児童生徒と絶対に交際してはいけません」「電子メールやSNSを使った児童生徒との私的な連絡は絶対に行ってはいけません」と、子供を諭すような具体的な内容ですから実例なのでしょう。

 千葉県教育委員会では2004年度にセクハラ被害に関するアンケートを県立高校の生徒を対象に始め、現在はその対象を千葉市立学校と県内の市立高を除く公立小中高校と特別支援学校まで拡大させたそうですが、それがどのように活かされたのかは分かりません。

 他の都道府県でも様々の取り組みがなされていると思いますが、何かしら付け焼刃的な感じがしたので、個人的な考え方を詠みましたが認めていただきました。

 余談ですが、いまだに「再試」「追試」「赤点」「再履修」「単位不足」等に関する夢を見て、目が覚めて「夢で良かった」と安心すること、夢の中で「どーせ夢だろう、早く目を覚ませよ」と呟くこと、たまにあります。

 初夢は良い夢を見たいものです。一富士二鷹三茄子

 

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軟弱な見積もりで辺野古工期増し

2019-12-25 09:27:51 | 時事川柳

 米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、政府が沿岸部の埋め立てや護岸造成などの工期の見積もりを、当初の5年から2倍の10年程度へ見直したことが分かりましたが、埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤の改良工事に時間がかかると判断したものです。

 「2022年度またはその後」としてきた普天間の返還時期は、30年代以降に大幅にずれ込む公算が大きくなった。と記事は結んでおりますが、さらに伸びることはあっても早まることはなく、伸びた場合は「軟弱地盤の範囲が想定より広かった」「海底の地形が複雑で作業に大きな支障があった」「改良工事の工法見直しに不測の時間を要した」等の軟弱な言い訳が想定されます。

 また、政府が提出する設計変更申請を沖縄県は認めない軟弱ではない方針ですが、国は行政と司法がタッグを組んで抵抗するでしょうからそこでも無駄な時間がかかってしまい、普天間飛行場の危険な状態は解消されないまま、住民の不安や不満はまだまだ続きそうです。

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大差つけ小柄ながらもビッグエア

2019-12-24 10:00:35 | 時事川柳

 

 アメリカのアトランタで行われたスノーボードのワールドカップで、ビッグエアに出場した岩手県出身の岩渕麗楽(いわぶちれいら)選手が、今季2勝目を飾り総合優勝を果たしました。

 ビッグエアはスノーボード競技の一つで、スピードではなくジャンプの高さや回転の難易度を点数化して競うもので、体操競技の跳馬みたいなものでしょうか。これは、何かで調べたものではなく、テレビ観戦や新聞を読んで得た知識を自分の言葉で記したものですが、当たらずとも遠からずだと思います。

 平昌冬季五輪では4位に入り惜しくもメダルを逃した岩渕選手ですが、ワールドカップでは2季連続の優勝、特に今季は2900点を獲得し2位の1620点に大差を付けるという見事な勝ちっぷりでした。

 同選手は県南地方の出身で地元の高校に通う3年生ですので、練習する環境に恵まれているとは言えないのですが、ご家族の支援により遠くまで出かけて練習を積み重ね、150㎝程度の身長とは思えない大きなジャンプを身につけました。

 昨季のワールドカップジャンプ競技では、八幡平市出身小林陵侑選手が圧倒的な強さで優勝し今季も首位に立っておりますが、北海道や長野県に比べれば練習する環境は見劣りする訳で、やはりご家族の絶大なるサポートがあったそうです。

 岩手県出身の世界レベルのアスリート、大谷翔平、菊池雄星、佐々木朗希(これから)、小林陵侑に続く紅一点の岩渕麗羅、頑張って欲しいと思います。

 余談です、県南地方に多い岩渕姓、サッカーなでしこジャパンの岩渕真奈選手は武蔵野市出身ですが、ご両親は岩手県の県南地方のお生まれと聞いております。

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顧客より人事がかんぽの関心事

2019-12-21 10:00:51 | 時事川柳

 日本郵政の長野正貢社長は18日、日本郵政の子会社のかんぽ生命保険と日本郵便による保険不正販売問題で記者会見し「経営陣全体で大きな責任を感じている」と述べました。

 テレビなどでも大きく取り上げられておりますので、詳細はそちらに譲ることとしますが、その会見では「しかるべき経営責任を、しかるべきタイミングで発表したい」と宣いながらも、周囲が当然視する引責辞任を明言しておりません。

 日本郵政の取締役は指名委員会が選任することになっており、同社、与党、監督官庁ともトップ人事の決定権者は菅義偉官房長官だとの認識で一致しているそうで、長野氏らの後任には閣僚経験がある民間人、メガバンク幹部らが取りざたされており、選任作業は難航しているという見方もあるそうです。

 閣僚の不祥事のたびに「責任は総理大臣たる私にある」と明言しながら、何もしない誰かさんを思い出しますし、私事ながら、地元の郵便局の職員が複数押しかけてきて(そのような印象)、簡易保険の見直しについて説明を受けたことも思い出しました。

 普段は郵便配達をしているような印象の方が、慣れない営業を行っていたのは、今考えるとノルマをこなすために問題となっている「不正販売」への誘いだったのかなと思っています。

 19日の紙面には三人の社長が雁首を下げて謝罪している写真が掲載されており、頭の中は人事でいっぱいで重くて首を垂れている如しでしたが、今日21日の紙面では総務事務次官更迭が大きく取り上げられており、かんぽから目が離すことが出来なくなりました。

 

 

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