千年近い歴史を誇る盛岡市のつなぎ温泉は4月1日「盛岡つなぎ温泉」に名称を変更することになりました。ニューヨーク・タイムズ「2023年に行くべき52カ所」で、盛岡がロンドンに次ぎ2番目に選出され、車で西側に行けば「世界有数の温泉が多数ある」と紹介されたことで、盛岡を冠してつなぎ温泉をアピールする好機と判断したそうです。
大阪から訪れた観光客が「盛岡は都会のイメージがあったので、市内に温泉があるとは知らなかった」「あらかじめ分かっていれば旅行の日程に組み込みやすくなって良い」と名称変更を歓迎していることが紹介されました。「関心」がなかなか出てこなくて苦労しましたが、明鏡国語辞典に「目先を変えて子供の関心をつなぐ」を見つけて安心しました。
平安末期の前九年合戦(1051~63)で朝廷から派遣された武将源義家が、愛馬を石につないで入浴したいう由来から「つなぎ温泉」と名乗っていましたが、2023年からは「盛岡つなぎ温泉」です。
今シーズン足しげく通った「網張温泉スキー場」に隣接する網張温泉(あみはりおんせん)は、和銅年間の開湯で山岳信仰の対象とされ、江戸時代には勝手に入浴出来ないように温泉に網を張ったことに由来しているそうです。今シーズンのスキー納めとして3月19日から21日まで蔵王温泉スキー場に出かけました。樹氷は落ちており雪質も今一でしたが2歳下の実弟の都合に合わせたため、この時期となった次第です。
黄色いウエアは来シーズンを見つめる私で、朝日連峰が鮮やか見えました。
赤いウエアは実弟で、右側の白い山並みは飯豊連峰です。