札幌五輪実現へ追い風
この見出しを見て思い出したのが、1972年に開催された札幌冬季五輪スキー・ジャンプの70m級で表彰台を独占した、元祖『日の丸飛行隊』の勇姿です。
当時はテレビ中継に噛り付くことも、録画してじっくりと振り返ることも出来ない環境でしたが、この快挙と女子フィギュアスケートの妖精のような笑顔で人気を博したジャネット・リンだけは映像としてよく覚えております。
閑話休題。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は11日に札幌市長と会談した後に「開催能力に疑いの余地はない」と述べ、東京五輪のマラソンと競歩開催に成功すれば評価はさらに高まると強調したことで、IOC委員から「30年は札幌で決まり」という声まで出始め有力視する見方が広まってきたことが、2030年冬季五輪開催を目指す札幌市に追い風が吹いているという訳です。
札幌市が招致を進めていた26年大会は18年に起きた北海道地震の影響で断念したのですが、26年大会は18年(平昌)20年(東京)22年(北京)と東アジアで五輪開催が続くことから敬遠されるのではないかとの憶測が元々あり、北海道新幹線の札幌延伸を見据えた30年開催を望む声があったそうです。
スキーのジャンプでは向かい風のほうが有利で飛距離が出るのですが、ここは追い風に乗って30年の開催が決まることを願います。
後期高齢者の仲間入りしているその時に、新幹線に乗って観戦に行きたいので元気に歩き回れる脚力を維持していたいと思います。