山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

追い風で着地しそうな札幌五輪

2020-01-31 10:40:16 | 時事川柳

札幌五輪実現へ追い風

 この見出しを見て思い出したのが、1972年に開催された札幌冬季五輪スキー・ジャンプの70m級で表彰台を独占した、元祖『日の丸飛行隊』の勇姿です。

 当時はテレビ中継に噛り付くことも、録画してじっくりと振り返ることも出来ない環境でしたが、この快挙と女子フィギュアスケートの妖精のような笑顔で人気を博したジャネット・リンだけは映像としてよく覚えております。

 閑話休題。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は11日に札幌市長と会談した後に「開催能力に疑いの余地はない」と述べ、東京五輪のマラソンと競歩開催に成功すれば評価はさらに高まると強調したことで、IOC委員から「30年は札幌で決まり」という声まで出始め有力視する見方が広まってきたことが、2030年冬季五輪開催を目指す札幌市に追い風が吹いているという訳です。

 札幌市が招致を進めていた26年大会は18年に起きた北海道地震の影響で断念したのですが、26年大会は18年(平昌)20年(東京)22年(北京)と東アジアで五輪開催が続くことから敬遠されるのではないかとの憶測が元々あり、北海道新幹線の札幌延伸を見据えた30年開催を望む声があったそうです。

 スキーのジャンプでは向かい風のほうが有利で飛距離が出るのですが、ここは追い風に乗って30年の開催が決まることを願います。

 後期高齢者の仲間入りしているその時に、新幹線に乗って観戦に行きたいので元気に歩き回れる脚力を維持していたいと思います。

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来なくても来ても心配中国人

2020-01-29 09:34:37 | 時事川柳

 

 中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎については、刻々と状況が悪い方に変わっておりますが、27日の紙面から詠んだもので中国人に対して失礼かな?と遠慮がちに投句しました。 

 『中国が新型コロナウイルスによる肺炎拡大を防ぐため海外への団体旅行停止に踏み切ることになり、春節の訪日客の消費に期待していた日本の小売り、旅行などの業界は収益への影響を不安視する。景気を冷やす懸念材料となることは必至だ。』以上が記事の概要ですが、記事の中から「来ない」ことを心配する声を拾ってみますと。

 「訪日客が減れば街の賑わいが確実に減る」(飲食業)「個人旅行まで禁止されたら厳しい。春節での乗客増加を期待していたのに」(鉄道業)「国内でも外出を控えたり、イベントを中止したりする動きが出て、消費を下押しするする可能性がある」(金融業)「この時期はもともと売り上げが振るわない。その上、中国からのお客さんが来なくなったら・・・・」(小売業)「この先、どのくらい来場者が減るか見通せない」(観光業)等々です。

 一方で、「来る」ことを心配する声は意外と少なく「人混みが多いところなのでマスクをして来ました。高齢者は感染しやすいので日本も中国もしっかり対応して欲しい」(観光客)これくらいしか確認できなかったことが『遠慮がち』に投句した理由です。

 以前中国人観光客の爆買いが話題となりましたが、改めて中国人観光客が日本経済に大きな影響を及ぼしていることを思い知らされました。

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開発費重いかジェット機飛び立てず

2020-01-28 10:06:13 | 時事川柳

 

 三菱航空機が開発中の国産初のジェット旅客機「スペースジェット」について、今年半ばを目指していた初号機の納期を、2021年以降に再延期する方針を固めたそうですが、6度目となる延期で顧客の信頼低下は避けられそうになく、航空会社に契約をキャンセルする動きが出ないか懸念されています。

 スペースジェットは、三菱重工が08年に事業化を決定し初納入は13年を予定していたが、航空機製造のノウハウ不足などで開発が難航して延期を繰り返し、現在は米国で飛行試験を行っている段階で、部品の不具合や国土交通省の審査のためさらに遅れるとのことです。

 記事には当初見込んでいた開発費は示されていませんが、度重なる延期で8千億円規模に膨らみ、同社や親会社である三菱重工の経営の負担は増していると記載されております。

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ベルリンに「風の電話」の声届き

2020-01-25 09:26:09 | 時事川柳

「風の電話」ベルリンへ 

 この見出しから連想したのは昔の電話の着信音、リーン、リーンと鳴るベルの音ですが、ドイツの首都ベルリンの漢字表記は伯林なので、ここから詠むのには無理(壁)がありました。

 記事は、2月に開催する第70回ベルリン国際映画祭で、若者が出演する作品が対象のジェネレーション14プラス部門に、岩手県大槌町浪板にある風の電話がモチーフの映画「風の電話」が出品されるという内容です。

 幼い頃に東日本大震災で家族を亡くし、広島県に住む伯母の家に身を寄せる同町出身の高校生ハルが、古里を目指して旅する作品で、ハルを演じるのはモデルとしても活躍するモトーラ世里奈さん(知りません・・・・・)で、ほかに西島秀俊さん、西田敏行さん、三浦友和さんら豪華俳優陣(知っています)が出演するこの映画、24日から公開されております。

 大槌町にある風の電話についてはこちらをご覧ください。

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オガル町公民連携評価され

2020-01-24 14:45:23 | 時事川柳

 

 岩手県紫波町(シワチョウ)でオガールプロジェクトを展開するオガールプラザの社長が、総務省の2019年度ふるさとづくり大賞で個人最高賞の総務大臣表彰に選ばれました。

 同大賞は、より良い地域をつくるため活動する個人や団体を顕彰し、各賞に全国の22団体5人が選ばれたもので、紫波町有地を活用し、財政負担を最小限に抑えた複合的な経済開発で、町の発展に寄与していると評価されたものです。

 プロジェクトはJR紫波中央駅前の町有地において、公民連携の手法で町役場やバレーボール専用体育館、ホテル、図書館、産直な複数のテナントが集積する複合施設を運営しております。

 我が町のことなので力を込めて詠みましたが、この句も参考までにご覧ください。

 

 

 

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