山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

栗駒山(宮城県側から)

2020-09-30 11:41:51 | 旅行

9月29日(火)に岩手県・宮城県・秋田県の3県に跨る栗駒山(1626.5m)に登りました。

この時期は毎年のように岩手県側から登っていますが、鈍った足腰には一番楽なコースをと宮城県側の登山口イワカガミ平(1113m)を目指しました。

7時30分頃到着すると120台収容の駐車場はほぼ満車、遠方のナンバープレートも見受けられ車中泊した方も多いようです。

山頂までの標高差は513.5mで、歩行距離2.9kmコースタイム1時間30分の「中央コース」と、歩行距離3.7kmコースタイム2時間の東栗駒コースの二つがあり、楽をしようと思ったのですが、中央コースに向かう人があまりにも人が多いので東栗駒コースを選びました。

段差が大きく滑りやすい登山道。

少し色付いています、山頂の紅葉を期待します。

100mほど沢を登りますが水量が少ないので大丈夫です。

 

一昨年の6月は雪がありました。

この先は勾配も緩くなり歩き易くなります。

灌木地帯となり東栗駒山(1434m)が見えます。

出発したいわかがみ平が見えます。

栗駒山も見えてきましたが、色付きは今一つです。

東栗駒山の質素な表示板です。

ようやく栗駒山山頂が見えました。

今日一番の青空です。

歩いてきた東栗駒山方面を振り返ります。

中央コースとの合流地点、山頂まで0.2kmです。

10時44分、1時間遅れの3時間かけて山頂に着きましたが、コースタイムを2時間30分としている本もあります。

展望は得られず、寒いし人は多いしで、腹ごしらえしたら下山しようとしていると覚えのある女性の声が聞こえました。

NHKで放送している「にっぽん百名山」で観たことのあるガイドさんが、ツアー客のお世話をしている声でしたので、話しかけたらその通りで「皆さんに声で分かると言われる」と笑っていました。

山頂には35分ほどいましたが人に酔うようで、11時20分そそくさと下山を始めました。

振り返ると青空が、こんなものですね。

下の方は雲がかかっています。

歩き易い登山道を振り返ります。

ここからは玉石をコンクリートで固めた水路みたいな登山道が続きます。

振り返れば青空が・・・・・

下ります。

12時50分、コースタイムの20分遅れで無事下山しました。

朝見えなかった山頂です。

高気圧に覆われた絶好の登山日和と、紅葉よりも遠くの山が見えることを期待したのですが期待外れでした。

湿った空気の影響で雲が出る、天気予報はそんなことを言っておりましたが、その通りとなりました。

大陸育ちの乾いた高気圧がすっぽりと覆い、湿気を寄せ付けないようにならないと駄目だと思い知った一日、無事に帰還できたことが一番の成果でした。

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習うより慣らされ使う慣用句

2020-09-29 17:02:19 | 時事川柳

 就活や婚活など「活動」を略す「~活」との表現が、若者から高齢者までの幅広い世代で浸透していることが25日、文化庁の2019年度国語に関する世論調査で分かったそうです。

 新しい表現を他人が使うのは気になるかを聞いたところ、「~活」は90.6%が「気にならない」と回答、70代以上でも80.0%が許容しており、人生の終わりに備える「終活」や、流行のタピオカ飲料を楽しむ「タピ活」など応用範囲が広く、文化庁の担当者は「世代に関係なく、多くの人がなじんでいる」と分析しているそうです。

 この文はパソコン(ワード)で作成しておりますが、私のパソコンもなじんでいるみたいで、誤変換することなく「~活」が出てきます。

 他にはセクハラなどの「~ハラ」、クールビズなどの「~ビズ」、アラサーなどの「アラ~」も浸透しているそうです。

 また、慣用句を本来の意味で捉えていたかどうかの調査で正答率が3割以下と成績が悪かったのが「敷居が高い」で、(正)相手に不義理をして行きにくい(誤)高級すぎたり上品すぎたりして入りにくい、もう一つが「浮足立つ」で(正)恐れや不安で落ち着かずそわそわしている(誤)喜びや期待で落ち着かずそわそわしている

 だそうですが、(誤)の方になじんでいる人が多ければ、それが慣用句と言えないのだろうか、などと埒も無いことを考えました。

 句は『習うより慣れろ』という諺を意識したものですが、最近まで諺と慣用句を曖昧に覚えていましたので確認しました。

 慣用句は二つ以上の語から構成され、句全体の意味が個々の語の元来の意味からは決まらないような慣用的表現で、「骨を折る」「油を売る」「口を割る」「雀の涙」など。

 諺は教訓・風刺・真理などを巧みに言い表し、古くから世間の人々に知られてきた短い言葉で、「親の心子知らず」「旅は道連れ世は情け」「話し上手の仕事下手」「蒔かぬ種ははえぬ」など。

 これまでは諺(慣用句)としたことがありましたが、明らかに違いますのできちんと使い分けたいと思います。

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縦割りに横やり入れるデジタル庁

2020-09-28 09:04:33 | 時事川柳

 菅(すが)首相は23日の「デジタル改革関係閣僚会議」の初会合で、政権の看板施策として掲げる「デジタル庁」の新設に関して「検討を加速し、年末には基本方針を定め、次の通常国会に必要な法案を提出したい」と述べ、作業を急ぐように指示しました。

 政権内部の人でさえ菅(かん)首相と読み違えるほど影が薄いようですが、デジタル庁で独自色を発揮しようとしている姿がありありと見えますし、「縦割り」の排除についても総裁選のあたりから力を込めておりました。

 安倍政権では新型コロナウイルスの感染拡大を受けた給付金の支給などが混乱、行政のデジタル化対応の遅れが露呈したのですが、原因の一つとして菅首相は各省庁の縦割りを上げており、各省庁の関連部署を集約しデジタル関係の政策全般を担う新組織となるデジタル庁の新設を打ち出しました。

 行政における縦割りの弊害は従来から叫ばれながら手つかずのままでしたが、デジタル庁が横やりとなることを期待したいと思います。

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靖国へ解き放たれたタカが飛び

2020-09-23 08:26:27 | 時事川柳

 

 安倍晋三前首相は19日(土)午前、靖国神社を参拝し自身のツイッターに「本日、靖国神社を参拝し、今月16日に首相を退任したことをご英霊に報告しました」と書き込みました。

 最後に参拝したのは第2次内閣発足後の2013年12月で、その後は中国と韓国から抗議と米国からの「失望」表明を受けて自粛していたようです。

 参拝当日のテレビを観て句を作りましたので、20日の紙面はほとんど見ておらず改めて読んでみると、「前内閣総理大臣 安倍晋三」と記帳したとありましたので、さぞや「前」の無い記帳をしたかっただろうなと思い、「前」があるために中国や韓国の反発が強くないようだと知りました。

 首相を退任した今、これまでの我慢から解き放たれたであろうと忖度して詠んだ句が、3日続けての入選となり外出を控えていた4連休が明けました。

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無派閥で自助力発揮する首相

2020-09-22 09:16:56 | 時事川柳

 就任するや否やデジタル庁設置を指示するなど、安倍カラーを引継ぐとは言いながら独自カラー発揮にも余念のないように見える菅首相です。

 その新首相が目指す社会像として掲げたスローガン「自助、共助、公助、そして絆」は、東日本大震災津波の被災地では馴染み深い言葉で、「自分で努力しない所を国は助けない」と宣い顰蹙を買った復興大臣もおりました。

 まず自分でやってみて不足分を家庭や地域で助け合う、その上で必要あれば政府が手を差し伸べる、これでは自助力、共助力が限界に達している地域に対して冷たい印象です。

 菅首相は派閥に所属しない身の上なのに、身の上話と自慢話を公言し5派閥に祀り上げられた印象が強いので、スローガンと違うんじゃないのと詠みました。

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