山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

甲子園へ回り道して初勝利

2021-05-31 22:05:30 | 時事川柳

 プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(19)=岩手県大船渡・一中―大船渡高校が27日、甲子園球場で行われた阪神戦に先発し、高校時代には届かなかった聖地で、プロ初勝利を挙げました。

 岩手県陸前高田市出身の佐々木投手は大船渡高校3年の2019年夏、岩手大会決勝に進出しましたが、故障防止を理由に登板を回避して敗れ花巻東高校が甲子園大会に出場しました。

 ドラフト一位でロッテに入団した昨年は登板機会が無く、まさに満を持して甲子園に乗り込んで初勝利を挙げた佐々木投手のお父さんは東日本大震災津波で亡くなっておりますが、ウイニングボールは『両親に渡したい』と語り、それを聞いたお母さんは号泣したそうです。

 岩手県生まれの菊池雄星、大谷翔平に続いてアメリカに渡るかもしれません、その前に観戦したいと思いますが、コロナが収束しないと出かけることが憚られます。

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骨太で失地回復骨が折れ

2021-05-28 11:09:56 | 時事川柳

 「骨太方針」何時のころからか目にするようになり、何のことだかはっきりと知りませんでしたが、26日の紙面によれば「政府の経済対策や財政運営の基本的な考え方を示す文書で、諮問会議を経て例年6月ころに政府が閣議決定し、予算編成や税制改正で具体化させる」とありました。

 「骨太」と骨を持ち出す意味が分かりませんが、句を作るうえでは非常に助かります「骨が折れる」「骨を折る」「骨身に染みる」「骨粗鬆症」など使える「骨」が沢山あるのです。

 記事の中で目を付けたのが

「菅政権は支持率が低迷している。共同通信社が今月実施した全国電話世論調査では支持が41.1%に対し、不支持が47.3%」

「政権としては、コロナ後の経済成長を意識した骨太方針を示しムードを変えたいところだが、・・・・」

「コロナの収束が見えない中で菅政権が失地回復し、風向きを変えるのは容易ではない」

 という訳で、衆議院選挙にむけて骨を折っているものの、骨が折れるようだ、その方針は網羅的で国民の骨身には染みない、そんな思いを詠んだものです。

『骨太は財源の無い粗鬆症』 これは平成28年6月5日に秀逸を頂いた句です。

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照ノ富士てっぺん見えた9合目

2021-05-26 10:07:50 | 時事川柳

 大相撲夏場所は21場所ぶりに大関に復帰した照ノ富士が、12勝3敗で2場所連続4度目の優勝を果たしました。6年前の夏場所に新大関に昇進したものの、両ひざのけがや内臓疾患で序二段まで落ちながら、元の位置に返り咲いた努力と気力は素晴らしいものだと思います。

 来場所はいよいよ横綱昇進がかかりますが、怪我や病気の再発がなければその可能性は高いと思われ、しこ名から登山をイメージして詠んだものですが、実際の山では9合目からてっぺんが見えることはあまりないような気がします。

 外出禁止令が出ているのに飲みに出かけて、初めはそのことを否定していながら白状した大関とはえらい違いです。

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宣言は慣れても会見慣れぬ首相

2021-05-25 10:41:07 | 時事川柳

 菅首相はこれまで、追加を含め新型コロナウイルス緊急事態宣言発令の際は会見をしてきましたが、21日、内閣記者会の会見要請を拒否し、宣言の対象に沖縄県を追加する決定に伴う記者会見を開かずに、立ったまま官邸で短時間質問に答える「ぶら下がり取材」に応じました。

 その際、会見見送り理由を再三問われ「国民に適時適切に説明している」と繰り返すだけで質疑は5分で終わったそうですが、私は、「適時適切に」とは自分にとっての事ではないだろうかと思ったうえで、国民の「コロナ慣れ」「宣言慣れ」「自粛疲れ」など、好ましくない状況が浮かびましたので「慣れ」を重ねた句となりました。

 首相の発信力不足、説明不足は与党内でも指摘されてきたそうですし、立ち話で済む内容ではないと思います、このようなやり方に慣らそうとしているのでしょうか。

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五葉山(ツツジの下見)

2021-05-21 16:22:41 | 旅行

 5月20日(木)に晴天との天気予報に誘われて、ツツジの見ごろにはまだ早いのですが、 五葉山(1341.3m)に登りました。

 大船渡市と釜石市にまたがる赤坂峠から歩き始めたのが9時57分、ツツジは五分咲きと言ったところでしょうか、この先は期待出来ません。

 

歩き易い登山道の両側にちらほらと。

 

場所によっては綺麗に咲いています。

ここはただいま準備中です。

 レンゲツツジとヤマツツジの見分け方を熟知しておらず、下山するまで悩みながら歩きま

したが、レンゲツツジの葉はシワシワだという特徴からヤマツツジと思われます。

 帰宅してから2020年6月3日に鞍掛山で撮影したレンゲツツジの写真を見たら、花の付き方も全く違いました。

 

ほかに咲いていた花は

フデリンドウ

チゴユリ

キジムシロ

時々ヤマツツジも見かけました。

 

歩き易い登山道が続きます。

南側に展望が開けた場所にたどり着きました。

手前には鷹生(たこう)ダム、遠くには室根山(895.4m)が見えます。

 

大船渡湾とそれに続く太平洋も見えましたが、写真(中央の奥)ではよく分かりません。

 

ミヤマスミレが所々に咲いていました。

 

畳石という大きな石がある4合目で小休止、座ったのは左の畳ではなく右の椅子でした。

登山道はここから少し急になります。

オオバキスミレに励まされます。

 

ヒメイチゲにしては葉が広いなと思いましたが、帰宅してから調べたら

エゾイチゲ、別名ヒロバヒメイチゲと分かり納得しました。

オオカメノキを見ながら進むとシャクナゲの葉が目立つようになりました。

 

そして12時18分9合目の山小屋に到着、その名も最近新装なった『石楠花荘』です。

 

小屋の外の広場でお握りとカップヌードルで腹ごしらえして小休止、40分ほど滞在し山頂を目指しますが青空が見えません。

空が暗くなってきました。このような平坦なところを歩きます。

山頂には13時22分到着しましたが、展望は全く得られませんのでそそくさと下山することにしました。

 

少し歩いたら大船渡湾が見え、青空も出てきました。

振り返ると・・・・・

 

シャクナゲの大群落、開花したら見事だと思います、今年こそ観に来なくてはと思いながら

下山します。

 

下山途中も花が気になります。

ミヤマスミレ

ヤマツツジ

 

開花前で分かりませんでしたが、帰宅してから調べオノエランと判断しました。

 

ニガイチゴ

 

15時51分無事下山しました、駐車場を挟んで相対するこの斜面も開花準備中です。

 90kmほど先の自宅に向けて走り出したところで警察のパトカーとすれ違い、さらに進む

と車道を走り回るサルを目撃と緊張感一杯で運転を続けましたが、自宅が近づくほどに頭

の中はビールで満たされていきました。

 2016年と2018年の歩行時間と比べて遜色がなく、膝などに後遺症がないのは

トレーニングの成果かなと思っておりまして、次の山行が楽しみになりました。

 

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