山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

巨星逝くさらば地球よ言い残し

2023-02-23 10:02:34 | 時事川柳

 「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」で知られる漫画家の松本零士さんが13日に逝去されました。

 アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のテレビ放送開始は1974年、「銀河鉄道999」の連載開始は1977年ということなので、「月光仮面」「鉄腕アトム」「鉄人28号」「エイトマン」「おそ松くん」「オバケのQ太郎」などなど世代の私には馴染みが薄いですが、「さらば地球よ」で始まる「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌は覚えていました。

 上五は「巨星墜つ」にしたほうが良いのか、中七はカギかっこに入れたほうが良いのか悩ましかったのですが、えいやっと決めてしまいました。

 時々スキーのことを書いていますが、昨日22日は今年7回目(今シーズン10回目)のスキーでしたが、弱い雪が降り続け寒さも厳しくて8時30分から3時間滑ったところで止めました。

一方、今年になってからの時事川柳の入選回数は10回で、平成13年からの通算は1601回となりましたが、目標の2000回はまだまだ先です。

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打ち上げのビールが泡になるJAXA

2023-02-21 10:38:45 | 時事川柳

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は17日午前、種子島宇宙センターで日本の新型主力機H3ロケット1号機の発射を試みましたが飛び立てず、地球観測衛星を打ち上げられませんでした。このことはテレビでも詳しく紹介されていましたが、「安全な状態で止まるように設計しており、ある種想定しているので失敗とは言えない」とのJAXAプロジェクトマネージャーの弁と、涙ぐむ姿がが印象深いです。

 また、国産初のジェット機がとん挫した三菱重工業と、失敗することなくミサイルの発射を続ける隣国が頭をかすめた一件でした。もし、成功していればJAXA関係者がビールで乾杯して「打ち上げ」を行ったのではないか、冷えたビールが用意されていたのではないか、そのような想像をしながら詠みました。

 先週の投句はことごとく泡となってしまいましたが、今日は留飲が下がりましたのでビールを飲んで更に下げたいところ、明日スキーに行く予定なので帰宅するまでお預けです。

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五億円目玉飛び出すお年玉

2023-02-10 09:41:41 | 時事川柳

 岩手県田野畑村に金の延べ板120枚が寄付されたことは、全国ニュースでも取り上げられましたのでご存じの方が多いかと思います。

 1枚500グラムの計60キログラムを換金して受け取った5億2824万円は、村の2022年度一般会計当初予算の約6分の1に当たるもので、村では貯金にあたる財政調整基金に積み立て、山積している様々な課題への対処に役立てるそうです。

 昨日9日にはテレビのワイドショーの直撃インタビューが村役場で行われ、その中で村長さんは「お年玉」と話されていましたので、一昨日8日の記事では「最大級のプレゼント」とあったものを「お年玉」として投句して正解だったと思います。

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ジェット機がキタイ重いか飛び立てず

2023-02-09 09:59:55 | 時事川柳

 三菱重工業が国産初の小型ジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発を完全に取りやめ、撤退する方針を固めたことが2月7日に報じられました。これまでに1兆円の開発費を投じながら、知見不足で6回にわたって納期を延長し、2020年10月に「いったん立ち止まる」として事業を凍結していましたが、事業化のめどが立たず撤退に追い込まれました。

 100万点の部品から造られる航空機は産業のすそ野が広く、全国の部品メーカーには、自動車に続く成長産業に発展するとの期待もあったそうです。この件については翌8日の紙面でも取り上げられ、三菱重工は防衛産業に吹く予算大幅増額の追い風に乗り、次期戦闘機の開発に軸足を移す方針が紹介されていましたし、約500億円の国費も投入されていたことも分かりました。このスペースジェットを詠んだ句は、以前にも入選したはずと紐解いたら似たような句でした。

こちらは忘れていました。

 余談ですが7日は絶好のスキー日和で、慌ただしく投句していつもの網張温泉スキー場に出かけました。

 標高1000mを超えると樹氷らしき風景が迎えてくれますが、過冷却状態の水蒸気が樹木に付着してエビの尻尾から成長する蔵王などで観られる本物の樹氷とは違って、単に雪をかぶった針葉樹です。

 2014年3月9日蔵王温泉スキー場にて

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子育てを学び直せと批判され

2023-02-03 10:12:11 | 時事川柳

 岸田首相は参院代表質問で、育児休業中の女性がスキルを身に付けるための学び直し「リスキリング」を支援する考えを表明したのに対し、反発の声が相次いでおり釈明に追われています。

 首相の「育児中など、さまざまな状況にあっても主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押しする」との発言に、「赤ちゃんの育児は過酷」「学び直しの時間などない」「赤ちゃんを育てるのは、普通の仕事よりはるかに大変。子育てをしてこなかった政治家が言いそうなことですね」「政治家が男性育休取ってないから、こんなトンチンカンなこと言い出すんだよ」「育休中は子育てに格闘している。リスキリングなどできるわけがない」

 など集中砲火を浴びた首相は、次のように釈明しました。「私自身も3人の子どもの親。子育てというものが経済的、時間的、精神的に大変だというのは目の当たりにしてきたし、経験した」「本人が希望した場合には、学び直しを後押しできる環境を強化していくことが大事だ」

 異次元の少子化対策と力説していますが、政治家の子育ては異次元のような気がします。

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