戸締まりはしっかりー。19日の北上市議会6月会議一般質問で議場にスズメが侵入した。傍聴席から入ったとみられ、天井や壁を行ったり来たり。昼食休憩時に職員十数人が捕獲を試みる大捕物となった。
「すずめの戸締まり」という映画はよく知りませんが、撮影で訪れた場所を聖地として巡るファンがいるらしい。これくらいの知識ですが、前述した記事の冒頭部分で句のイメージが出来上がりました。
自由自在に飛び回ったスズメにとっては聖地というよりは、楽園のほうが相応しいかと思いますが、ここは聖地にする必要がありました。なお、疲れて床に降り立ったスズメは捕獲されて外に放たれたそうです。
冒頭の「戸締まりはしっかりー」、見出しの「北上市議会を傍チョウ?」、記事には「傍聴規則によると、酒気帯びや異様な服装の人は傍聴できないが、鳥獣に関する記述はない」と、面白いことだらけで創作意欲が掻き立てられ、どこを切り取ったらいいかと、楽しむことが出来ました。
入選句だけを見ていたら、まったく分からないことでした。
『雀の戸締り』は新海誠監督の人気作ですが、既にテレビでも放送されたと記憶しています。
新海誠監督の作品は、どれも絵が綺麗ですね。
さて、すずめの聖地としたことで、見事に入選されました。
狙い通りということですね。お見事です。
戸締りなしすずめの聖地と、平仮名が続いて視覚的にはまずいと思いましたが、「すずめの戸締り」は固有名詞みたいなもので、スズメとすることは出来ませんでした。
今にして思えば、戸締り無しとすれば良かったかなと思いますが、山に登ったりこんなことを考える平和な状況です。